東北の旅  

カメラマンのいがちゃん
以前から約束していた被災地にやっと行くことができた。

東北に行くってことになんとなく重々しい気持ちに
なっていたのは正直なところ......。

でもそんな気持ちで行っても良くないだろうと、
いつものテンションで出向くためにも、いくつかの目的を決めていった。

1、岡部の目的   岩手の外遊びポイントリサーチ。
          じいちゃんばあちゃんの墓参り。

2、いがちゃんの目的  面白い剪定木リサーチ撮影。

3、被災地で植物がどのような状態なっているか?
  を確かめにいくPLANTS RESEARCH。
4、東北在住のバリカンズに会いにいく。

という大まかに4つの目的をもって向かった。

22時に東京を出て、花巻に着いたのは朝5時半
沿岸方面に向かっている途中、良さげな川を発見!
早速川岸に近づいてみる。
そこは猿ヶ石川というところ。
釣り人の間では結構有名な河川みたい。

予めタイヤチューブを持っていっていたので、早速浮いてみることに。

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想像通りだら〜っと流れていて、そのゆったり加減が気持ちいい。
でもなぜか、後ろ向きになってしまう。
上半身が重たいゆえ重心がお尻にきてしまったからなのか?
なぜか後ろ向きで流れちゃうみたい。

カヌー用のパドルとかあると向きを調整できて良いかも?
これに乗りながら釣りとかやってみたいな〜
なんて川に浸かりながら、この遊びをアップデートする事ばかり
思い浮かぶ。

朝っぱらからの川遊びだったから
水面でライズしているヤマメらしき魚影もみかけ
ガキの頃、親父と一緒に行った釣りを思い出した。

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朝っぱらからタイヤのチューブで川に浮いて遊んでいる
男二人を、地元のアユ釣り師たちは不思議そうな目で
観察していたのは言うまでもない。


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川岸で朝食を作って食べる。
フランクフルトとツナのホットサンドとインスタントのみそ汁

ナイフや箸を忘れている事に気付き、
ツナ缶のフタをナイフ代わりに、
フランクフルトのクシを箸代わりに、
どうって事ない朝食作りが必死な事になってしまうも、
こうやって、思いつきでどうにかなる事が面白かった。






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沿岸方面へ向かっている途中、街道沿いから気になる剪定木を発見!
遠野の綾織というところ辺り。


家の主に断りの挨拶をして、早速撮影。

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後に解った事なんだけれど、
岩手県南部から沿岸にかけて?(もしくは宮城県北部も?)
このカタチが多い事に気付く。
鏡餅型?
以前、北海道に行った時は円錐型の剪定樹木が多かったし、
千葉でも、房総辺りは海風よけのためか?多分耐久力のある剪定木が
セレクトされ暴風垣になっていたり、その土地のスタイルになっていた。

きっと調べてみたら各地方地方の、
剪定スタイルが存在するのであろうなと。

バリカンズ的にこの剪定木をかっこ良く撮り収めてって、
図鑑ばりに文章もまとめていったり、名前つけていったり、
いずれ本を出せるような資料作りをしていったら、
後のライフワークとしても面白いのではないか?!
なんて、いがちゃんと話して笑った。

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綾織の空き地にて
だれかが勝手に植えたであろう植物が花咲き誇っておった。

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こうやってみると、雑草の王様的、
セイタカアワダチソウも黄色い花が咲くと
 他の植物とも仲良く混じって良く見えるもんだな。 CIMG5239.jpg 
でっか!!
ギボウシまでこんなところに育ってるし! てか後ろのお花!!!!! CIMG5236.jpg 
デカ過ぎ!!なんてお花なんだろ?! 岩手宮城には結構育ってたこの植物! 
名前を調べてみようっと。




田舎のただの空き地かもしれないが、結局これって
ゲリラガーデニングと意味合いは一緒なんだよな。



やっぱり、ここの環境がいいからか、とても気持ちよく育っているなと。
この環境に馴染む植物が育っているんだな。きっと。

やっぱり、東京の環境で、自然に蔓延ってもらえるように
G.G.するのは難しい!とずっと思っていたのだが。。

かっこ良い植物を、いくらその辺にかっこ良く植栽したって
育ち続けてもらえないと、枯れちゃって逆にみすぼらしい。
そんなG.G.は意味が無いのだ。

ず〜と悩んでた課題だったけれど、
この空き地をみて改めて納得した答えが出た。

東京の自然環境でも、放置しつづけても育って蔓延っていける植物。
それを探して見つけて、蒔いていく、植えていく。

それでそいつがこぼれ種とか、株が増えていって、
自然と蔓延っていってくれたら、東京の街も奇麗な花が増えて、
気持ちよい自然なビジュアルになっていくんじゃねえの?!

って思った。

けど、そんなに簡単なことではないと思うが。
やってみる価値はある。







遠野をすぎて、山の中の県道を走り抜け、

谷あいに下りてきた。少しづつ海に近づいてきた。
海に近づくってことは、被災地が近づいているという事で......。

ちょっとした緊張感を感じながら
車を走らせていると、気になる剪定木が!?!
興奮して車を降りる。

ちょうどおばちゃんが家から出てきたので、
写真撮らせてください!と大きめの声をかける。

CIMG5241.jpg

ちなみに上についている円盤みたいなのも含め一本のでかい剪定木。

すげえな〜なんていいながら、いがちゃんも三脚立てて
丁寧に撮影開始。

剪定木を必死に撮影!なんて明らかにおかしい二人組なのだが、
おばちゃんは気さくに声を掛けてくれた。

「東京から来て、ばあちゃんの墓参りをしたあと、

福島まで南下する予定なんです」なんつって。


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この家の向かい側にも川があって、
何やらクソデカイ鱒らしき魚影を見かけ興奮した。

川が目の前にあるなんてとてもうらやましい!





もう少しで、被災地であるポイントまで到着するぞ。と、

車に乗り込みまたちょっとだけ緊張した。

ココからちょっと走ったら、すぐ、仮設住宅が建てられているポイントに。

やはり、山間の方にも仮設住宅は建てられているんだな。





つづく。