模様替え


我が家はマンションである。俺の年齢の3つ年下のおっさんマンション。

奥様が会社にお勤めしているうちにならばローンが組めるぞと思い、お互いが頑張って貯めた貯金を使って購入した。

引っ越す前に、リノベーション?というやつをやって素敵な部屋にしようと思ったのだけど、予算をケチったってのもあり、納得のいくリフォームが出来ずに引っ越しちまった。

納得のいっていないリフォームというのは実に住みにくい。
5年も住んでみてホントそれが痛いほどに解った。悲しい。住み難い家ってのはホントテンションが上がらない。住んでいて全然気持ちが良くないのだ。
家の住み心地は家族んとっても健康にとってもとても大切なんだなあと改めて思い知らされた。

適当にリフォームをするくらいならば、一度何もしないそのままの状態で住んでみてから、
イメージを膨らませて、いざってタイミングでリノベーションをした方が良かったのかもしれない。焦ったのは失敗だったなあなんてホント後悔している。


余計にお金がかかってしまうのだろうけれど、もう一度住みやすくするためのリフォームの近いうちに再チャレンジをしたい。

ってお金に余裕がないからってのもあって、先日、奥さんととりあえず模様替えをしてみることになった。

なんでか?次男坊が4月から小学生になり、子供部屋をちゃんと設けた方がいいのではないか?と奥さんがずっと思い込んでいて、確かにそうだなあと。やっと重い腰を上げたのだ。

全く子供達のことを考えていなかった間取りの岡部家には、もちろん子供部屋なんて存在しない。広ーいリビングの1LDKなのである。今思えば、これがまた大失敗。部屋は重要。

長男坊になんとなくな勉強机を設けていたのだけど、ベッドルームに併設してあって、1階の北側ってこともあり薄暗く、奴は全く活用していなかった。
ダイニングで宿題をやりつづけて5年。。奴の勉強部屋は部屋感が皆無、本人も其の場所に居たがらなかった。

で、

自分が今まで占拠していた机を兄弟に引き渡すための模様替えをすることとなったのだ。

奥さんとあーだこうだ言いながら、荷物を移動する。移動するも置く棚がない。
本棚もない。改めて使いづらい家だなと確信する。

其のために適当な家具を買うってのもなんか嫌だ。せっかくの持ち家なのに。
結局大した模様替えには至らなかったものの、子供達の勉強机はどうにか確保できた。
長男坊が帰ってきて。次男坊も保育園から帰ってきたら、二人とも大喜びでびっくりした。

ちゃんと自分専用の椅子に座って宿題や本を読んだりしてる。いつもはソファーか?ダイニングテーブルかテレビの前でゴロついてしかいなかったのに。
家の中でも自分の"居場所""専有部"があるってとても大事なんだなって。今更勉強机を設けただけで良く解った。

頑張ってお金を貯めて、もっと過ごしやすいような家に変えて見せるぜ!

住み心地のいい家は家族に取っても自分にとってもとても大切なんだ。
と、5年かかってようやっと知ることができた。

頭にはどういう部屋にしたいのかなんとなく浮かんでいるから、あとはお金だけだね。

それが一番大変なんだけど、どうにかなるっしょ!


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