大江憲一氏に作ってもらった BEER 猪口CHIP(ビアチョコチップ)
BEERのためのお猪口。
釉薬は大江氏のオリジナル、その名もチョコチップ。
まあ駄洒落な訳ですな。
いつから始めたんだっけ?
缶ビールをお猪口で呑むというひねった呑み方を。。
池波正太郎氏の 「男の作法」に影響を受けて、
瓶ビールをコップに注ぐ時は半分くらいが丁度いい。
冷えたビールを一口にグッと飲み込む感覚と、
ちょこちょこお猪口に注ぐ忙しい作業が何とも楽しい訳だ。
そんな変わった呑み方を見つけた自分に酔いしれてナルシズムw
日本酒に比べぐいぐい呑んでも、さほど酔っぱらわない。
350cc1〜2本くらいがが丁度いい。
レッドアイ的ビール。
ちょっと変わった味がするので、レモンを搾って飲。
オカベケではまずチョイスする事の無い
白濁 家にやって来た奥様のお友達が呑み忘れていったやつを頂く。
とにかく、楽しい一口ビール。1人で乙刈タイム。
9月中にはまた再生産して頂く予定です。
うちの近所で、一番落ち着く呑み屋さん
等々力 小川
先日、保育園の迎えがてらに立ち寄ると、
お願いしていたモノが並んであった。
刈と入った陶器のマイボトル。
焼酎瓶に直接ペンでサインを書くマイボトルも良いが、
こっちの方が断然カッチョ良い!
しかも、中井窯のような釉薬具合がまたよろし。
これで行く楽しみがさらに増えた。
店のお二人にも顔を覚えてもらえたし。
そいえば、いつも迷う事がある。
店に通い、顔を覚えてもらった時に、
迷っちゃうのが、店主をマスターと呼べば良いのか?
親方と呼べば良いのか?
おやっさん!なんて呼んだらいきなり調子こいちゃってる感じだしな〜。
小川は 店の雰囲気的に、親方!と呼んだ方が馴染む気がするのだけど、
なんて呼ぶのが妥当なんだろうか?
歴史感じる下町の呑み屋さんの佇まいや街並には憧れるけれど、
自分が暮らす街を拠点に楽しむっつう 身の丈具合で自分にはちょうど良い。
にやつきながら眺めて一杯。
この先 自分のローカルは上野毛になることが出来るのであろうか?
上野毛で生涯 都会に暮らすのか?
奥さん好みの開放的な海に移住するのか?
自分の大好きな山にこもるのか?
先行き知れず。でもとりあえずな地元になりつつある
この上野毛周りを住み慣れたいと思う。
またしても行ってしまった。
西早稲田に。
安兵衛である。
鈴木君とのサシでお寿司。
その日は既に常連さんらしきヒトが集まっておった。
安兵衛の大将やら、若旦那やら
おとなりに座った常連さんであろうお母様とかにも、
さりげなくボケをかまされ頂きつつも、中々上手にツッコミ交わせない
口下手っぷりは相変わらずであったが、
ちょくちょく通って顔も覚えていただきたきつつ、
こそっとずつ常連さんとのやり取りなんぞを観察して
お勉強したくなるような気持ちのいいお店だ。
こういうお店で、
東京のカウンターコミュニケーションってやつを
しっかり覚えておきたいものである。笑
この日は、
口下手が高じて思わず手持ち無沙汰な日本酒飲みすぎ.....
フッラフラで世田谷を目指した。
鈴木君と呑んだ。
もちろんサシで。
彼とも、だ〜いぶ前から
呑みましょうよ!
なんて言っておきながら
ず〜っと、約束を果たせずにいた一人だ。
彼が前から話していた、彼の家の近所の
お寿司屋さんに連れてってくれ!
なんて言ってたことがやっと実現。
そこの親方とは結構仲が良いらしく、
「一緒に船でハゼ釣りしにいって、その後、休日の店で
ハゼを刺身にしてもらって一緒に酒を飲む」
なんて事やってんですよ〜という話を聞き、
なんて粋な事体験してるんだよ〜ずるい!
なんて言い返し、
じゃ、とりあえず、寿司食いにいきましょ!
なんて話をずるずると、引き延ばしにしてたって訳だ。
そんでもって、やっとの事その約束は果たされた。
西早稲田の駅に集合。
鈴木君 「いきなり寿司ってのもなんですから、
先におでん屋さんにでも行きませんか?」
なんて誘導にもちろんそのままついていく。
「今から二人行けますか?20分後に行きます。」
とさりげなく、仕事のできそうなアポをさくっと入れ
おでん屋に向かう。
駅からは結構な距離を歩いていくと、
大きな通りの裏手の、住宅街にひっそりとある、
外見の時点でとてもナイスな佇まいの小さなお店。
「志乃ぶ」という看板がみえる。
中に入ると、下町感たっぷりのとても年季の入った小綺麗な
店内には、怖そうな親方と若い娘さんが狭いカウンターの中で
せかせかでもなく、馴れた手つきで仕切っている。
鈴木君はそこまで常連ではないらしいが、
親方には顔を覚えてもらっているみたいで、声をかけられていた。
とにかく、カウンターの木目の雰囲気とか、
きっちり整然とした食器棚の器とか、 壁にかかっているメニューの札とか、
おでんを馴れた手つきで操るカウンター越しの若い娘さんとか
年季の入った佇まい全てひっくるめて、とてもかっちょいいのに、
なぜか一点だけサイン色紙が飾ってある。 なんだよ〜サインとか飾っちゃうのか〜 なんてよく見てみると、
リリーフランキー直筆のおでんくんのサイン色紙じゃないか!?
逆に更にグッと来た、洒落のわかっているお店なのだ。
とりあえず、瓶ビールとお通しと銀杏焼きだけで
インベントリー発刊を祝し、話し込んだ。
最後にとても美味な おでんをお約束の3品目頼み、店を出た。
鈴木君が、仕事の電話で店外に出た時のことを後で話してくれたのだが、
電話を終えて中に戻ろうとすると、ふと、親方が外に出てきて
「おう、人増えるのか?増えるなら今なら場所取っておくぞ!」
なんて、忙しい合間に声かけてきたらしい。
やはりココは、早稲田であって、学生の街だからか?
オヤジしか集まらないような、渋い老舗のお店と
お見受けしてしまう自分だが、学生にはとても優しいみたいだ。
鈴木君も学生時代、ちょこちょこ通っていたみたいで、親方も
僕らがもっと増えるのかな?と思ったみたいで、一見話しにくいおっかなそうな
オヤジだけれど、とてもさりげない江戸っ子的なオモテナシを
してくれたんだと、二人で、感心しながら寿司屋に向かった。
で僕が、親方の娘さんだと思い込んでいたカウンターの女の子も
実は早稲田の学生アルバイトさんらしい。
ここは、早稲田の学生がアルバイトをするという、習わしじゃないけど、
伝統になっているみたいだ。
な〜るほど。
また歩いて、西早稲田駅近くにもどると、
噂の寿司屋さんに到着。
鈴木君から噂ばかり聞いていたので、店の佇まいやら親方の顔つきやら
勝手に想像していたのだが、案の定イメージとは全く違っていた。
僕は寿司が大好きなのだが、
良く行く寿司屋は勿論回転寿し。笑
たまに近所のちゃんとした寿司屋さんに行くが、
やっぱり高すぎて中々行けない。
で、鈴木君行きつけの寿司屋さんはいわゆる
「江戸前の寿司」
を握る下町の寿司屋で、そのスタイルはまた違う訳だ。
以前大阪でも普通のお寿司屋さんの連れて行ってもらったが、
大阪の寿司屋もまた大阪独特のスタイルがあった。
でも、大体どこの地方の寿司屋さんにいっても、
そんなに寿司屋のスタイルは変わらないはずである。
そんな寿司の事語れる立場でもないが...........。
とにかく、ココの寿司屋さんは、江戸前の寿司を知るには
とても入りやすい"入門"するにはもってこいなお店であった。
マ〜それも鈴木君が一緒だからってだけの話なのだが。。
で、江戸前というものを初めて味わってみての感想はというと、
一言で言うと、「茶道」
茶道に近いおもてなしっぷりに感動。
もう、任せるというか?誘導されるというか?
さりげない説明だったり、クイズだったり、
そんでもって、細工されたネタの味に感動。
一つ一つネタが丁寧に仕込んであるように思えた。
とにかく、見た目の時点で、いつも食ってる寿司と違う気がした。
つやとか、つやとかつやとか。。。。。
つやとか、しか言えないけれど..........笑
とにかく、気持ちのいい寿司。
茶室でお茶を頂いている感じ。
江戸前ってのはこういう事なのかな?
なんて知ったかぶりをしたことで、更に酒が進み、酔っぱらう。
結構食ったつもりなのに、7000円。安い!
鈴木君に感謝。
親方に強引に インベントリーを見せる。
案の定「よくわかんねえな」の一言。
あ〜ほんと、また行きたい。
あの寿司が頭から離れられないよ。
というか、早稲田という街ちょこっとの散策だったけど
よかったな〜というはなし。
先日はゴリと飲んだ。
もちろんサシで。
4〜5人で呑む事は良くあったが、
サシで呑むってのはなにげに初めてで。
すごく良い話が出来たので、気持ち良く酔っぱらった。
っていうのも、ゴリがセレクトしたこのお店がよかったからだ。
溝ノ口で呑むのは初めて。
ゴリが予約入れててくれた 「どん」というお店。
ここら辺でも老舗のお店としてよく知られているみたいで、
ほぼ満席の状態をくぐり抜けながら席に着いたんだけれど、
ひっきりなしにお客がやってきては、「いっぱいなんですよ〜」
という店員のお兄ちゃんの一声で、残念そうに引き返してたっけ。
とても安くて、普通に美味い。店内の佇まいにも惹かれるものがあった。
やはり長くやっているお店は、味も佇まいも接客も気持ちがいいもんだった。
その後、タコマナベレコードのなべちゃんが通っている柔術道場
御用達っつう呑み屋さんに連れてってもらった後、
〆のラーメンという事で、ここら辺では
一番美味いという、名前忘れちゃったけど、
横浜家系ラーメンのお店に連れてってもらう。
ゴリのラーメン大好きっぷりは彼のブログからも読み取れるので、
ゴリに言われた通りの更に美味く食べる食べ方を教えてもらい
おいしくラーメンを頂いて、満腹状態で別れた。
つ〜か、ゴリ君
年下だけど、ほんとさりげないオモテナシの出来るやつだな〜
なんて感心してしまった。
俺もオモテナシが出来る男に成りたいもんだと。
茶道に興味があるのなら、なおさらの事だ。
オモテナシを身に付けたいと思った。
それが日本の男というもんだ。
なんて思いながら、ふらつきながら二子橋を渡りながら思いながら
家路についた。
おもてなし
人によっては
余計なお世話
(これ俺)
おもてなし
出来る男は
出世する
おもてなし
出来る男は
床も上手