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宮古市は津軽石川にて

テントを使わない野宿をしたのは楽しかった。


正直、被災地を回るも
どこに泊まったら良いのかちょっと不安ではあった。

墓参りをした後、
で、どこに泊まろう?とりあえず、スーパーに行こう!と
レジで会計をしてるとき
レジのおばちゃんに「ここらへんに銭湯か温泉あったりしますかね?」
と聞いたら、「宮古の方に向かう途中の山間に確かあったと思いますよ!」
と教えられ、言われた通り行ってみると、確かにあった。

狭い湯船は地元の作業員みたいなおじさん達でぎゅうぎゅう。
解りにくい独特の三陸訛りが飛び交っていた。

ボクにはじいちゃんを思い出すイントネーションが懐かしく感じられ
心地良く聞いていたが、いがちゃんは
「サッパリワカラナイヨゥ!」
なんて外国人を真似した日本人のようなジェスチャーをしていた。

お風呂からあがって......、

さて、でどこに泊まろうか?
と考えていて、ふと思いついた。

確か近くに河原があるはず!そこにキャンプみたいに野宿しよう!
と、昔の記憶を辿りながら、さらに宮古方面を北上。
やっぱりあったよ!河原が!と
橋の下まで車を走らせ河原に到着。


すでに日も暮れ、真っ暗なところからのスタート

正直、被災地からほど近い河原でのキャンプ的行為って
どうなの?アリなのナシなの?

なんてふと思い考えた.........。

が、

決して悪い事ではないと考え改めた。
今までと変わらなく、いつものように遊んで楽しんでいる風景が、
地元の人たちにとっても、
むしろその方がアリのではないか?なんて良い方に考えてみた。

かといって、
決してばか騒ぎはせず、
ランタンに灯を灯し、僕らのお茶の間が快適になるようにセッティング。
それから、肉を焼いたり、適当に酒のつまみを作り、ビールを呑み、
ウイスキーを飲み、煙草を吸って、静かに津軽石の河原の月夜を嗜んだ。

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これ良くね?なんつって、ランタンに籠をかぶせて静かに喜ぶ。

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いがちゃんが遠野の小林荒物雑貨店で買った、鳥追い笠

これ昼寝の日除けに使えそう!なんて発見に喜ぶ。
 命名"顔タープ"

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夜、恒例のヘッドライトで河原を探検。ひとしきり遊んだ後、就寝

月夜が奇麗だからと、外でコットで寝る!とアウトドアリサーチの
バグバケットを被れば、蚊も怖くいないぜ!と気持ちよく寝付こうとするも、
顔周辺にやってくる蚊に、

刺されないもののプァンプアァンと近づいてくる羽音のうるささに眠れず..........。
結局、車に潜り込み就寝という結果に。

なかなか自分ぽい"オチ"だなぁ、と寝ぼけながら失笑お休み即爆睡。

CIMG5318.jpg やっぱり 車中泊的野宿が気軽で良いなと改めて実感。
 河原のキャンプも良い!一番好きなキャンプロケーションかもな。 CIMG5319.jpg

このタイヤチューブテーブル。
スノーピークのバハテーブルと上手い事ハマった。

気持ちいい。



やっぱやらなくっちゃねと.........,

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チューブで川下り。

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途中で遊んだ猿ヶ石川と違って異常に水が冷たかった。


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川虫は大量にいたけど、魚は一匹もいなかった。。
これが四万十川だったりすると

いろんな生物がウヨウヨいてすごく楽しいのにな〜。。
残念。


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カワムシ。なんてんだっけ?ピンチョロムシ?だっけ?
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チューブからの眺め


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こっからすぐ先は被災地。

でもそんなの関係ねー。

はっきり言って、もっといっぱい遊べそうなとこあるよ。
もっと探検したい。
岩手中を遊びまくりたい。

そして、秘密スポットなんぞをこしらえたい。

なんて思った。

車は車中泊が出来る車に替えようとおもう。




自分が出生した場所 

かあちゃんの地元

じいちゃんとばあちゃんの家がある山田町

子供の頃の夏休みの思い出といえば、ここだった。

山田湾には大島と小島という島があって、

ちょうど湾の真ん中に、

ひょっこりひょうたん島が二つに分かれたかのごとく

仲良く浮いているように見える。

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そういえば、ひょっこり〜の原作者の一人は、作家の井上ひさし
みたいだが、彼の作品に、吉里吉里人という小説があって、
その吉里吉里と言う地名の土地が山田町の下の町の大槌町にあるのだ。
場所も近いし、もしかして?!
山田湾の大島小島はひょうたん島のイメージモデルなんじゃねえの?!?!


なんてまた、得意の浅はかな思いつき&思い込みをしてしまったナウ。

(その後すぐ見つけてしまいました。ひょうたん島のモデル.........。)

この大島に夏の海水浴に連れて行ってもらうのが楽しみだった。

自分の夏休みの思い出の一つはココ。

船に乗って連れてってもらった大島。

隣の小島は地元の人しか行けないと聞いていた。

ばあちゃんには、

近づくと「ウミヘビが襲ってくるから危ないよ!」

なんて三陸訛りで脅かされた記憶がある。

でも、またそこが魅力に繋がる

宝島に探検しにいくような気分を味わえた

大島小島の海水浴。

自分の中で、山田町=大島小島 位のイメージなのだが。。。。


そんな大島小島も今年の夏は寂しい風景となっていた。。

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いつかここに子供達を連れて海水浴をしたいな

なんて思っていたのだけれど.........。

思い出の大島小島

いつか

リンコス達にも

宝島へ探検しにいく気分でわくわくしてもらいたいなと

思っております。


時間がかなりあいてしまいまして.......

いまさらながらですが.......



東北最後の目的地 親友ミガクのいるいわきへ

そのまま海沿い南下したかったのだけれど......。
もちろん行ける訳が無く、一度東北道に戻ってから
磐越道でいざいわきへ。

付いて早々、夕食を頂く。

奥様のみきちゃん ナンを焼いておりました!

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美味!家でナンなんて中々頂けない!!

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ミガクんとこの長女 
聖(ひじり)に気に入られたか?いがちゃん。 
ご飯を食べさせてもらっている。


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自分の良き理解者 みがく 
先月岡部邸にも遊びにきてくれた。


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やっぱり持ってた。
高圧洗浄機も買ったんだとか。
それで家の周りとかも洗い流しているんだって。




こちらもクワジロウさんとこと一緒で、
いきなりゲリラで行ったのに泊めていただいちゃった。

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ヒジリ  だいぶやんちゃになってた。

CIMG5478.jpg モトクロスまだやってるみたいだな。
ガレージがうらやましい。
 


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大分の谷シルが送ったひまわりがこんなでかく育っていた。
その前でいがちゃんに撮ってもらった。

ひまわりがセシウムを最大50%吸収するというニュースを聞いた。

どちらにせよ、来年は至る所でひまわりが蔓延る事になるのかな?




いわきの海近辺には行けなかったけれど、
ミガクの住んでいるいわきは、何の変哲も無い
いつものいわきであった。



やっといけた東北。

我が地元なのに、気軽に行きづらくなってしまっているのは正直なところ。

自分自身としては三陸の震災しかり、放射能の事なんて

全く関係ないって思っていたし、

今回行って改めて、良い場所をたくさん見つけられたし、

今でも心の奥の方では思っている。

もっと遊びたい。

東北でもっと外遊びがしてえよ!

って思った。

我が地元 岩手=東北

改めて大好きになりました。


ほんとに、自分は何も気にしたくはない。


もし、自分の身に何かが起こってしまうのだとしても、

それも

自然なこと

なんだから受け止めるだけなのかなと。





スチャダラ様に

パクらせてもらいつつ、


とにかく外遊びを続けよう!!!!!

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岩手県 宮古市 津軽石川 Photo 五十嵐一晴

松田夫妻と分かれた後、ひたすら南下

松島を通り、意外にもあまり被害が少なく
普通に観光客が多い事にも驚いたが
地盤沈下具合にビックリ。道路に海水が吹き出しており
大きな水たまりになっておった。

さらに南下することおよそ3時間?

多賀城に着く。

真っ平らな土地ってのはイメージと違った。

クワジロウさんは多賀城市に住んでいるバリカンズの輩のひとり。
国東バリカンズの谷シルを通じて知り合った、共通の趣味の人。


行き当たりな旅にもかかわらず、僕らを歓迎してくれ、
一泊させてもらい、深夜まで語らう。

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クワジロウ夫妻


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ジャ〜ン!って感じの器に盛られ、ジャ〜ンて感じに写真を撮る。
朝食で出てきた郷土料理。
大葉で巻いたみそを串で刺して揚げたもの。なんて名前だっけな?
これ好き。

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瑞浪バリカンズでもある陶芸家 大江憲一氏の器も拝見させてもらい......


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クワサン所有
ササフラス初代フォールリーフパンツも拝まさせていただき.....

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3.11後の4月2日に産まれたミーナを抱っこさせていただく。








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朝、奥様のご実家の農園で野菜を収穫する作業をさせてもらう。
これ、クワジロウさんなりの、
バリカンズ的収穫(Harvest)もてなしありがたし!

CIMG5437.jpg この籠目な籠いいな〜。 CIMG5441.jpg

ベタにやっていただきつつ..........

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白いなすび?卵みたい

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収穫(Harbest)完了〜!





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記念撮影。 BROTHERHOOD!
てか、ほぼ全く同じ格好だよ!

いがちゃんの短パンこれまたしかり!

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こりゃすごい。。。作った人に脱帽。
とともにいがちゃんのキャライメージがまた一段と解らなくもなる....。


そんなクワジロウ家は海からもだいぶ離れている(7〜8キロ?)のに、
津波はすぐそこまでやってきてたらしい。。平地ゆえ?

このあと、
本人たちも恐くっていけなかったという、
被災地を初見しに行く。

CIMG5456.jpg CIMG5457.jpg CIMG5458.jpg

あまりにも広すぎる被害面積に圧倒され言葉を失う。
雑草が生えていてくれているおかげで少しは落ち着いた感があるものの。。


それでも、植物は生きている
ことを確認できて少し気分が和らいだ。

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倒れて枯れてしまっても、

まっすぐ上に

伸びている。












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帰りに多賀城跡に寄ってみた。

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うちの庭こんな感じにしたいなと思いつつ

1000年以上も昔にココにあったお城の事を想いながら、
津波でやられた被災地のことも、同じように眺めてしまっている
のは確かだなとも思った。


佇まいが気になって思わず立ち寄ったドライブイン


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このひょろっとした剪定木にグッときつつ


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この雑に置かれた雑誌などもグッときつつ、
ビニールな椅子にもグッときつつ、
かわいいプラスチックな割り箸ケースにもグッと来つつ
レバニラ定食を頼むも味の方は
グッとはこなかった。


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ナイスで不思議な佇まいなんだけどね..........。。



最後に

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クワジロウ一家 病み上がりな長男坊レオ君初登場




インターネットという画面上だけで知り合って
一度も会った事も無い人間をお家に泊めてくれる


なんて、ほんと今なら普通なことなんだろうけど、
なんかすごい事だな〜と思いながら、さよならをした。

また会おう!と約束をしつつ.........


山田町に行く途中

遠野という街に寄った。

Facebookで同郷の松田成人がupしていた風景画像をみて

あ、ナル遠野に帰ってきてるな?と思いつき

FB上で連絡を取ってみると、やっぱりいるよ!遠野に来てる!

昼飯でも食おうぜなんてやり取りしていたのだが、結局

会えずじまいで、僕らは山田に向かう事になったのだが.......。

次の日、

三陸沿いの国道45号線をひたすらなんかしており、
いがちゃんと運転を代わろうととある道の駅に寄って
うろついていたら「あれっ?」

後ろ姿がなんとなく?んな まさかね〜?!

なんて思いながらも見定めていたら.......やっぱり!!!

岡「ナルッ!!」

成「オッおぉ〜っ!!」

なんて事に。

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とにかくビックリ。遠野では上手い事会えずじまいだったのに!!
というより、東京でも中々会っていなかった間柄でもあるが。。

これも同郷という意味の何か縁を感じてしまった。

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松田夫妻もぱちり。

彼はnorth(北) というブランドをやっています。

地元愛




海岸線を走る国道 45号線沿いには岩手から宮城にかけて
ひまわりがぽつぽつと咲いていた

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一本のひまわりも良いけど、一株にいっぱい咲くヒマワリも良いな〜。

あれ好き。

これは誰が蒔いたのであろうか?

地元のヒトなのか?

有志がやってきて大量に種をまいたのか?

国?

どちらにせよ、数多く蒔かれた種からたくましく育ったであろう

ひまわりが、岩手から宮城にまたがる45号線沿いにず〜っと
ぽこぽこと黄色い顔を覗かせ目立っていた。

これから自然に蔓延って育っていくのであろう。


ひまわり


今年はどこもかしこもひまわりだらけ!

ひまわりはG.G.の象徴的なお花なのかも!


うちのじいちゃんとばあちゃんのお墓参りに

これが一番の目的

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ブログにお墓を載けるなんぞ、やっぱり罰当たっちゃうのかなぁ?

もし不味かったなら、今晩夢に出てきて怒って頂戴。じいちゃんばあちゃん。

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だいぶ汚れちまっているお墓を、いがちゃんまでもがお掃除してくれ。。。。
本当に有り難う。


それにしてもちょっとくたびれてきてるようちのお墓。

お掃除道具とか何も持ち合わせていない自分に反省。

墓参りに必要そうなモノは把握できた!

次来た時はもっとしっかり洗ってぴっかぴかにしたいぞ。


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切り花をお供えするのも良いが、
せっかくなので、お墓ガーデニング。育ち続けて欲しいぞと願いを込めて。

何の苗だったけな?


その後、じいちゃんの家がどういう状態になっているのか?
確認しにいってみる。

と、

どうにか

そのままの姿で残ってくれていた。
山間(といっても、海まで7〜800m)だったからか?
幸いにもココまで津波は押し寄せなかったみたい。

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じいちゃんもばあちゃんも、すでに他界していて、その点では崩れたとしても、

流されてしまったとしても、すこしは安心であったが、

少し前まで、
家屋を流されてしまった親戚の方がこの家に住んでいたらしいのだが、
仮設住宅に移ったらしく、無人になっておった。

そんな無人の家の玄関脇に
ピンクのバラの花が、寂しく咲いておった。
ふと、ばあちゃんを思い出した。

折角たどり着いたのに、親に連絡をしていなかったため、鍵が無く、
この家に泊まる事が出来なかった。。目の前にあるのに〜。。
もしかしたらどこか開いてるんじゃないか?
とガラス窓をくまなくチェック、
どうにか開くんじゃねえの?!
なんて期待してガタガタやっていたら、近隣の住人に怪しまれる。。。


しょうがないのであきらめて、

野宿できるスポットを探しにまた街の中心部方面へ

途中

山田駅は跡形も無かった。。。



すでに復興していた立派なスーパー「びはん」に立ち寄り、
ついでに
すぐ向かいの漁港へ行ってみた。

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崩れてしまった防波堤 

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地盤沈下してしまった漁港

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海の水はとても澄んでいて蒼く深かった。








岩手は四国4県よりも広い面積。

山深過ぎ!遠野から山田に向けて峠を走るが中々たどり着かない。

およそ1時間〜?走り続けやっと、海に抜けた。
大槌と釜石の間辺り?

海に出る途中の山間の時点で仮設住宅が立ち並んでいるのをみて、
徐々に気持ちに緊張感が増してた。

いざ、海に抜けると.....津波で流されて瓦礫と化した建物が目前に。。
うわぁ〜.... なんて思いながらも、
正直、
思ったよりも、あまり衝撃を受けなかったのが本当のところ。

瓦礫がまとめられていて、雑草も鬱蒼と茂っていて、
テレビで視ていた当時の強いイメージもあって、城跡のような佇まい
にも感じてしまった.....。
(佇まいという言葉を使うのは場違いなのかもしれない......)

そのまま、二人無言で、海沿いの風景を眺めながら、北上。

山田にさしかかると、自分の記憶も徐々に蘇ってきて。
折笠辺りに来て、ばあちゃんの家によく来ていた時の風景
をはっきり思い出させてくれた。
山田町の瓦礫跡が一望できる場所に到着。

子供の頃の夏休みと言えば自分はこの山田町であった。

3.11から約5ヶ月が経ってやっと来れた。
すぐ行動をとれなかった自分に少々悔やむ気持ちもありながら.....
やっと来れて良かったなぁとしみじみ思えた。

夕方にさしかかったので早速、
じいちゃんとばあちゃんのお墓に向かうも、道がわからない!
崩れてさってしまった跡地では目印も無く、結局プレハブの交番へ。

お寺の場所を教えてもらい、早速向かおうとすると、瓦礫の隙間から
咲いている花を発見!


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瓦礫と化した塀の頭にクローバーが芽を出している!!

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キキョウ


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カボチャ


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グラジオラス

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とても印象的でした。

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津波で流されても、運良く宿根出来た植物は、
また育っていけるんだなと。

今回の旅の目的のひとつ、津波の被害にあった場所の植物が
どうなっているのか?ってことを
確認できて、とても嬉しかった。

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三色すみれ 
この佇まいに何かとてもグッとくるものを感じてしまった。

こんな悲しい風景になってしまったこの場所に、
なにか、未来の希望を感じさせてくれる気がして。。。



なんて、なんかこんな言葉しか思い浮かばない自分が

改めてボキャブラリーの無さを感じてしまいましたが。。


津波も"自然"。この風景も"自然"になってしまった現実。

そして、この枯れてしまった土地にまた花が咲く事も

"自然"な事なのだ。


自然とはこういう事なのだな。




東北の旅  

カメラマンのいがちゃん
以前から約束していた被災地にやっと行くことができた。

東北に行くってことになんとなく重々しい気持ちに
なっていたのは正直なところ......。

でもそんな気持ちで行っても良くないだろうと、
いつものテンションで出向くためにも、いくつかの目的を決めていった。

1、岡部の目的   岩手の外遊びポイントリサーチ。
          じいちゃんばあちゃんの墓参り。

2、いがちゃんの目的  面白い剪定木リサーチ撮影。

3、被災地で植物がどのような状態なっているか?
  を確かめにいくPLANTS RESEARCH。
4、東北在住のバリカンズに会いにいく。

という大まかに4つの目的をもって向かった。

22時に東京を出て、花巻に着いたのは朝5時半
沿岸方面に向かっている途中、良さげな川を発見!
早速川岸に近づいてみる。
そこは猿ヶ石川というところ。
釣り人の間では結構有名な河川みたい。

予めタイヤチューブを持っていっていたので、早速浮いてみることに。

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想像通りだら〜っと流れていて、そのゆったり加減が気持ちいい。
でもなぜか、後ろ向きになってしまう。
上半身が重たいゆえ重心がお尻にきてしまったからなのか?
なぜか後ろ向きで流れちゃうみたい。

カヌー用のパドルとかあると向きを調整できて良いかも?
これに乗りながら釣りとかやってみたいな〜
なんて川に浸かりながら、この遊びをアップデートする事ばかり
思い浮かぶ。

朝っぱらからの川遊びだったから
水面でライズしているヤマメらしき魚影もみかけ
ガキの頃、親父と一緒に行った釣りを思い出した。

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朝っぱらからタイヤのチューブで川に浮いて遊んでいる
男二人を、地元のアユ釣り師たちは不思議そうな目で
観察していたのは言うまでもない。


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川岸で朝食を作って食べる。
フランクフルトとツナのホットサンドとインスタントのみそ汁

ナイフや箸を忘れている事に気付き、
ツナ缶のフタをナイフ代わりに、
フランクフルトのクシを箸代わりに、
どうって事ない朝食作りが必死な事になってしまうも、
こうやって、思いつきでどうにかなる事が面白かった。






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沿岸方面へ向かっている途中、街道沿いから気になる剪定木を発見!
遠野の綾織というところ辺り。


家の主に断りの挨拶をして、早速撮影。

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後に解った事なんだけれど、
岩手県南部から沿岸にかけて?(もしくは宮城県北部も?)
このカタチが多い事に気付く。
鏡餅型?
以前、北海道に行った時は円錐型の剪定樹木が多かったし、
千葉でも、房総辺りは海風よけのためか?多分耐久力のある剪定木が
セレクトされ暴風垣になっていたり、その土地のスタイルになっていた。

きっと調べてみたら各地方地方の、
剪定スタイルが存在するのであろうなと。

バリカンズ的にこの剪定木をかっこ良く撮り収めてって、
図鑑ばりに文章もまとめていったり、名前つけていったり、
いずれ本を出せるような資料作りをしていったら、
後のライフワークとしても面白いのではないか?!
なんて、いがちゃんと話して笑った。

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綾織の空き地にて
だれかが勝手に植えたであろう植物が花咲き誇っておった。

CIMG5234.jpg

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こうやってみると、雑草の王様的、
セイタカアワダチソウも黄色い花が咲くと
 他の植物とも仲良く混じって良く見えるもんだな。 CIMG5239.jpg 
でっか!!
ギボウシまでこんなところに育ってるし! てか後ろのお花!!!!! CIMG5236.jpg 
デカ過ぎ!!なんてお花なんだろ?! 岩手宮城には結構育ってたこの植物! 
名前を調べてみようっと。




田舎のただの空き地かもしれないが、結局これって
ゲリラガーデニングと意味合いは一緒なんだよな。



やっぱり、ここの環境がいいからか、とても気持ちよく育っているなと。
この環境に馴染む植物が育っているんだな。きっと。

やっぱり、東京の環境で、自然に蔓延ってもらえるように
G.G.するのは難しい!とずっと思っていたのだが。。

かっこ良い植物を、いくらその辺にかっこ良く植栽したって
育ち続けてもらえないと、枯れちゃって逆にみすぼらしい。
そんなG.G.は意味が無いのだ。

ず〜と悩んでた課題だったけれど、
この空き地をみて改めて納得した答えが出た。

東京の自然環境でも、放置しつづけても育って蔓延っていける植物。
それを探して見つけて、蒔いていく、植えていく。

それでそいつがこぼれ種とか、株が増えていって、
自然と蔓延っていってくれたら、東京の街も奇麗な花が増えて、
気持ちよい自然なビジュアルになっていくんじゃねえの?!

って思った。

けど、そんなに簡単なことではないと思うが。
やってみる価値はある。







遠野をすぎて、山の中の県道を走り抜け、

谷あいに下りてきた。少しづつ海に近づいてきた。
海に近づくってことは、被災地が近づいているという事で......。

ちょっとした緊張感を感じながら
車を走らせていると、気になる剪定木が!?!
興奮して車を降りる。

ちょうどおばちゃんが家から出てきたので、
写真撮らせてください!と大きめの声をかける。

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ちなみに上についている円盤みたいなのも含め一本のでかい剪定木。

すげえな〜なんていいながら、いがちゃんも三脚立てて
丁寧に撮影開始。

剪定木を必死に撮影!なんて明らかにおかしい二人組なのだが、
おばちゃんは気さくに声を掛けてくれた。

「東京から来て、ばあちゃんの墓参りをしたあと、

福島まで南下する予定なんです」なんつって。


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この家の向かい側にも川があって、
何やらクソデカイ鱒らしき魚影を見かけ興奮した。

川が目の前にあるなんてとてもうらやましい!





もう少しで、被災地であるポイントまで到着するぞ。と、

車に乗り込みまたちょっとだけ緊張した。

ココからちょっと走ったら、すぐ、仮設住宅が建てられているポイントに。

やはり、山間の方にも仮設住宅は建てられているんだな。





つづく。


最終日〜


指宿の池田湖と開聞岳

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池田湖と開聞岳とリンコスの作り笑顔

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この撮影ポイントの向かい側には旅の駅「池田湖パラダイス」があり、

天然記念物 世界一 大うなぎ! なんて看板もあり、

名前にもそそられ いざ入館してみたのだが......、


全く動きやしない、大うなぎ君たちがたくさんのでかい水槽に
それぞれただジ〜っとしているだけで、

はじめに「おぉ〜!」と唸ってみたものの、

テンションのピークはそれでとまった。

なんともノスタルジック?

(なんて難しい言葉(俺にとっては)を使っちゃって

間違ってないのであろうか?)

な池田湖パラダイスは
お土産も買う気分にもなれず、そのまんま出て来てしまったが、
あいかわらず、暇だからか?気さくに声をかけてくれるおばちゃん店員さんが

大うなぎの数ほど存在していたのはたしかだった。



時間は11時過ぎ
ちょっとはやいけど、
最後に指宿で飯を食ってから帰ろう!
ということになり、至る所に看板があった
「ながしそうめん唐船峡
というところに吸い寄せられるようにいってみた。

〜どうせ、大したところではないんだろう〜

なんて思いながらも、いざ、唐船峡に入ってみる。

店は谷間にあるらしく、森の中の石段を下りていってみると......、

でかい池がある日本庭園みたいなところにでた!

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んんんっ!?なんか怪しい雰囲気の佇まい.......

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え〜!すごい!なにこれ〜!!と家族で喜ぶ。
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すごく広い店内に無数の回転流しそうめんテーブルが!!??!!

とにかくとんでもない広さで、
僕らが行った時間帯が早かったので、
ほとんどだ〜れも居なかったけど、夏場の休日とかは
とんでもない人であふれているんであろうなきっと.....
と想像できる

そうめんの遊園地 みたいな場所であった。

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右・左利き兼用のテーブルをセレクト!

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足元にも魚が?!

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ただのソーメン!でも意外と美味い!

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とにかく至る所が水場になっており、ニジマスとコイがいっぱい。
池には1mくらいはあるでかいチョウザメも居て
特にビックリはしなかったが、日本庭園みたいな佇まいの
池に なぜ?と思わせる光景ではあった。


同じ観光客であろうメッシュのフィッシングベストを着て
でかいカメラを抱えていた"いかにも"なカメラ好きっぽい親父が
気軽に話しかけて来て頼んでもいないのに、写真を撮ってやろうと、
デジカメを渡せの合図をして来た。
折角なので撮っていただく。

CIMG5047.jpg


この池には、40センチくらいのちょいとでかめのニジマスも居て、
捕まえた虫を投げ入れて、リンコスと捕食を観て楽しんでいたが、

なんとなく、指先を水面に「チョンチョン」なんてしていたら、

いきなりその40センチくらいのニジマスの野郎が
指に食いついて来やがってビックリ。
よほど人慣れしてんんだろうなっ

て痛え〜!

CIMG5044.jpg

指かまれた。

で、ウケた。

まさか食いついてきやがるなんて思ってもみなかった。


はじめは
鯉が寄って来たので、

水面にあがって来た鯉のアタマを次々とどつく

なんて遊びをしながら
二人でケラケラと笑っていただけだったのだが.....。


まさかマスに指を噛まれるなんて?!?!

ニジマスに指を噛まれた奴なんてそうそう居ないであろうきっと。
ということで、おもわずドヤ顔に成っていた事は間違いないであろう。

こんな感じで鹿児島旅行記

おしまい。


CIMG5064.jpg

お勧めです。唐船峡!

このつゆ美味い!

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