飛び込みだったが、タイミング良く空いていて
行き当たりの散髪。
帰り道 寄り道 キング
髪を刈られながら、
なんとなく、喫茶店の話になった。
喫茶店て良いよね〜。カフェは苦手。
なんて花が咲く話をしていて、喫茶店の良さって何?
みたいな話に落ち着いた。
てか、喫茶店と床屋さんてなんか似てないか?!
お〜たしかに。
佇まいというか、どこの商店街にもあって、
昭和的というか?
喫茶も、床屋さんも好きな人ってきっと、通じる部分があるはずだよね。
なんて。
てことは、カフェって今時の美容室に似てね?
わからなくはない気もしつつ。。。。。
「喫茶店」と「カフェ」
「理髪店」と「美容室」
「和」と「洋」?
とにかく、佇まいで考えると間違ってはいないはず。
日本的か、西洋的か? ?
いや違うな。「男」か「女」かじゃね?
皆が頭ん中で、一斉に答えを出そうとしている瞬間はとても楽しいひととき。
僕の髪を刈り上げながら、清水さんが、
「喫茶店の飯って大して美味くはないけれど、子供の頃に味わった
その当時の感覚を思い出した懐かしさが美味いと思わせてたりもしねえか?」
懐かしい美味さの錯覚。
当時その味を味わってないと、理解出来ない感覚なのかもなと。
ひげを剃られていて、ふと思った。
あの、シェイビングクリームの独特の匂いに
癒される理由は、もちろんそれだけで充分気持ちがいいけれど、
子供の頃の床屋さんでの、ちょっと緊張してたよな記憶を
蘇らせてくれている「匂い」だからなのかもしれないなと。
男はやっぱり床屋ですな。