自分は自分好きである。
すんごく。
自分の事しか考えていない。
すごいわがままという事だ。
以前、ハヤトさんに言われて心に響いた言葉。
「わがまま」と「我がまま」
同じ言葉だが、イントネーションが違って
意味が全く違うというのだ。
"我がまま"に居る。 という事。
とても憧れるが、
相変わらず自分は、わがままのまんまである。
"我がまま"には全く成れていない。
二児の父親なのにも関わらず。
そこにたどり着きたい。どうしたら成れるのか?
そんな、わがままな自分は自分大好きっこちゃんだからか、
こないだの自分の仕事を何度も眺めては、
良い気分を味わわせてもらっている。
ネペンテスのリミックスのスタイリング仕事の写真を眺めては
ひとり自分に浸っている。岡部ナル彦である。
趣味志向が気の合う、カメラマン鈴木新とともに、
釣りをテーマにした撮影が上手に表現できたと思う。
鈴木のセンスがデカイ。
モデル本間さんのお陰がデカイ。
(それを紹介してくれた戸舘氏のお陰もデカイが。)
(このネタを思いついた、ネペンテスの洋服イメージもデカイが。)
渓流釣りが好きな人でないと解りにくい、写真構成にしたのだ。
渓流を歩き、魚が潜んでいそうなポイントを探る。
潜んでいそうなポイントを見つけてはドキドキする。
イワナやヤマメを発見して更に興奮する。
森の中を彷徨う。
岩を裏かえしては、川虫の生態を目で確かめる。
薮を漕ぎ、新たに魚が潜んでいそうなポイントを開拓する。
次のポイントを探そうと、川を上り続け、ポイント探しにハマってしまう。
時間を忘れるくらい。
渓流にどっぷりとハマって行くのだ。
自然と一体になる感覚?
自然を知るには一番為になるのが、フライフィッシングだと
案内人になって頂いた本間さんが教えてくれた。
生態系を知らないと、釣りは上達しない。
知る事で釣れる。釣れる事で、更に自然を理解して行くというのだ。
そんな一面を切り撮ったのがこの作品であり、
リアルなフライフィッシャーマン
であったからこそ、リアルに近い
ファッションスタイリングを作る事が出来たのだと思う。
なんつって、また今日も、サイトを開いて写真を眺めながら
酒を煽り........
たいところだが、いかんせん胃腸の調子がなんかずっとおかしい。
水で我慢して、豆腐ばかり食べている今夜も。
良い仕事ができた!と思っていた仕事でも、いざ、誌面になると
あれぇ〜?こんなだったっけ?なんかしっくりこない!
という事が多々ある。というか毎回そうだ。
だけど今回だけは違う。何度も見れる。視れる。観れる。
岡部ナルシストスタイリスト文彦の登場である。
(自分の名前を書いている時点で既にナルシストなんだと思われる。
ナルシストとわがままは同類か?ナルシストとわがままって最低か!)
ほんと、久しぶりに、やりきった感があって、
「スタイリストもゴールかも?です。」
なんて、コバさんにメールしてみたら、
やさしく怒られた。
有り難き幸せなりにけり。
自分の好きな事しか出来ない自分みたいなのが、
こういう場を与えて頂けただけで、
とても有り難き幸せなのであった。
わがままのままでは居られない。のだー!