ずっと迷っていた。 (スガシカオか)
東京に暮らし続けていくことは自分が本当に望んでいることなのだろうか?
もともと人見知りの我輩が、なんとなしに大都会に住み始め、
目の前に見えた道ばかりを進んでみたならば、いつのまにか今の地点までやってこれた。
会社員、専門学生、スタイリストアシスタントを経て、スタイリスト。
この時期が自分にとって華のあった暮らしの日々って感じだったのかもしれない。
でもなぜか?そこから道をずらして、アウトドアの世界に突入。
自分自身で何かカルチャー的な行為を始めてみたくなって
バリカンズなる活動も始めてみたものの。。。
そんな、"道から外れる" 行為は簡単ではない事がよく解った。
ひねくれた性格は、いつものように軽い気持ちで脱線して見ると、
思わぬ方向に進んでしまったりして。。。。
自分でも辛かったけれど、改めて、辿った地点(流れ)を見返してみると、
これはそんな間違ってもいないのかな?なんて思えてしまう。
進むべくして進んで来ているに違いない!
と思えるようになれたのは今頃、なんだと思う。
やっとである。
意識を変えられるように"馴れた"んだと思われ。。。。
ファッションという華のある世界から、
アウトドアファッションをきっかけに、
どっぷりとアウトドアの世界に引っ張られて、
いつのまにかファッションが好きじゃなくなってしまっている自分もいた。
それは結構哀しいものでもあった。
自分が気持ちよく過ごしていた世界から引き千切られるような感覚。
でもそれは自らが望んじゃって歩んじゃって進んで来ちゃった道であって。。。
暗〜いトンネルを彷徨い続けているような感覚だったけれど、
なんとなく遠くに光が見えて来た、
そんなタイミング。
それが今だ。
我が地元岩手に住む。住み直す。
これからまた、第一歩目の暮らしが始まる。
暮らし研究