衣服を人に着せるお仕事に就いてから
いろいろ自分也に学んで来た事。
やっとそれなりに解って来た事。
その人「らしさ」ってこと。
その人の味を活かす衣服
その人のキャラに馴染む衣服
その人ってどんな人なのか感じられる衣服
って事が解る衣服って大事なんだなと。
TVドラマというお仕事を経験してみて
小林薫 という大先輩俳優の衣服を
その役柄を想像しながら
考えていく作業は
とてもためになった。
今、ビールを呑みながら
薫さんが出演(で)てる、「黒部の太陽」という映画を観ていたのだけれど、
昭和30年代のお話で昔の日本が舞台なのだけど、
その当時の風景は
やっぱり、とてもニッポンらしくって。薫さんも七三分けで
日本の人らしいし、(刈り上げだったらなおかっこいいなんつって)
「ニッポンらしさ」が残っている風景にグッと来たとともに
これが答えだ!!なんて、酔っぱらいながら一人熱くなってしまった。
全てにおいて、世の中
「らしさ」
ってのが一番だ!
と確信してしまった。
アメリカらしさって?フランスらしさって?
ニッポンらしさって?
その人らしさって?
柴犬らしさって? 三毛猫らしさって?
スケザネさんらしさって?野口さんらしさって?(笑)
らしさってとても重要。
でも今のニッポンって?
らしさが弱くって薄いと思われ...........
まだ結局外国からの影響を受けつつ、
ニッポン「らしさ」を理解できずに見失っている
感じがしてしょうがないのはおれだけだろか?
なんて、またまた酔っぱらいながら思い込み
ブログにて、発散。
明日の朝、読み直して、恥ずかしくなるであろう予測がつくが
あえて消さないでおこう。
(共感してくれる人も居るかもしれないなんつって)
兎に角、自分は衣装屋として
"らしさ"って何なのか、追求していきたいと思います。
何となくもう解っちゃあ居るんだけれど、
こんな状況のニッポンに
この思いを伝えていくにはなかなか時間がかかるとともに
疲れちゃう事想像がつく。
がんばれるだろうか?!
何つって。
明日には大訂正の可能性大なこの文章!