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2020年4月

SOTOKENBOOK


2009年から『外遊び研究所』という名義で雑誌GOOUTの中で、
自分の連載を作ってきた。今年で11年目。よく続いたものだ。
じゃなくてまだ続いている。
当時、編集責任者の梅田さんに自ら連載をやらせてもらいたいと
志願したのは自分でも意外な行動に出ていて今思うとびっくり。

自ら「やらせてくれないか!」なんて頼めたことなんて
今まで生きてきた中で一度もなかったと言えるほどビビリな俺さまが、
(友達を遊びに誘うことすらできないビビリ者)よくお願いできたもんだな!
と今更ながらまじで思う。

文章と写真さえ編集部宛に送れば、GOOUTの担当デザイナーがページを作ってくれたんだろうけれど、
自分としては誰かに依頼したかったのである。
そこで選択肢は一択だった。ジェリー鵜飼氏に声をかけ、
レイアウトデザインを依頼したら快諾してくれた。
鵜飼さんはほんと良い人過ぎて、断るという言葉を知らない人ではないのか?
なんて今なら思えるほど永いお付き合いとなった。

初めは2ページの連載。
今読み返すととんでもなく自己満足的な内容で、今じゃ目を向けたくないほどの出来。全然外遊びを研究できていなかった!

どーにか続けさせてもらって25回目にしてページを7Pに増やしてもらい連載名も「SOTOKEN」と変えて続けさせてもらえることとなった。

このあたりからやっと、連載らしくなり、外遊びを研究できていた気がする。


以前からずっと、雑誌編集責任者にはムック本化して欲しい!して欲しい!
と駄々をこねるように訴え続けていたものの、
一言、「売れへんやろ」と大阪弁で宥められた。
面白さが足りなかったのだろう?俺の文章力か?

半ば諦め掛けていた4年間ほどたった一昨年、
すでに自費で本を作っていた鵜飼さんから、
「自費出版で出そうよ!」と声をかけてくれ、ヤル気スイッチが戻る。

なんて意気込んでいるタイミングで、GOOUT編集部の竹下くん
(GOOUT立ち上げ人)から「ムック本にしませんか?」なんてお声かけして
もらえちゃったのだ!
え〜!このタイミングで?!はい乗っかりたいです。と即答。

それが昨年の正月。

今の「ジェリー鵜飼」氏の人気のお陰がデカイであろう。

ソトケン本も注目されるのでは?と相成ったのだと思う。
そのタイミングで竹下くんが、会社に打診してくれたのだ!

鶴の一声とは正にこのこと。
しかし、

「限定1000冊」

というお達しで。。。。。

ちょっとどうしたら良いのか迷った。
でも仕方あるまい。自由奔放に作り続けている連載に広告を入れてくれる会社があるわけもなく、会社的にも広告フィーを稼げないムック本を作ることなんて赤字になりかねない。

そんな間を取り持ってくれた竹下くんに感謝。

広告無しで、少ない印刷部数だから一冊の値段も高くなってしまったことは無念であったが、自分の本が作れるなんて、この先あるかないか?の貴重なお話。

カメラマン杉崎くんも、鵜飼さんもお金にならない仕事をやり続けてくれ、

どーにか一冊の本にすることができた。

そんなSOTOKENも今月号で99号目。
なんと来月で100号なのだ!

いつまで続けられるのか?!


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