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2014年1月

奥さんが呑みの日の夜

3人でお留守番。

子供の好みに合わせるでもなく、

GEOで借りて来た「ナポレオン・ダイナマイト

を観ながら、爆笑してたら、意外にも

リン・コスタメッサもその笑いに
ついて来てちょっと嬉しかった。

3歳間近の次男坊はいまいち解るはずもなく一人遊びをしていたのは

致し方あるまい。

そんなリンコス、

床に敷いていたサーマレストのZレストに包まり、

秘密基地みたいにしていたのに興味を持ったテッツ・マングローブ。

取り合いになりそうだったので、

もう一枚納戸から出して渡してあげると、

同じように、包まり、秘密基地を作ってじっと映像を見つめておった。。

何とも言えないこの風景。笑

リンコスに感想を聞いてみると、

とても暖かいとの事。

まさに理想的な秘密基地なのであった。

こういう子供の発想ってとても大好きである。

つうか俺も同じか?


グッとデザイン賞授与!(by サイクレックス木村





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刈る

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刈り上げ専門理容店!?

バリカンしか使わないと思われちゃうんだろうな。。

重い槍


やっと38になった。

早生まれの立場としては、やっと、同級生に追いついたという感じ。

家族と、僕の姉さんみたいな存在 同じ血液型で同じ誕生日の

工藤さんと今年も一緒にキハチロウで誕生日を祝う事が出来た。

工藤姉さんとはただ、同じ血液型と、同じ誕生日という事だけで

とても仲良くなれて、
今僕の仕事のサポートまでしてもらっている。

人見知りでワガママキャラなメンドクサイ自分の事を良く
理解してくれている存在のひとりである。

僕のぶきっちょな部分をケアして仕事に結びつけてくれる

存在になるとは思いもしなかった。

ただ単純に、同じ日に生まれたというだけでは語れない、

縁を感じる存在である。その旦那さんも含め。笑

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酔っぱらってキハチロウから帰って来て、

いきなり奥様に渡された、紙包みと、封筒。

プレゼントとともに、毎年頂いている、メッセージのプレゼント。

紙包みの中身よりも気になる封筒の中身。

毎回、感動を頂いております。

この歳になると、なのか?

プレゼントというブツよりも、メッセージの手紙の方が

とても嬉しく思ってしまうのは、

毎日のコミュニケーションが足りな過ぎるのか?

普段通りの生活に、馴れ合いすぎてしまっているのか?

一年に一度、手紙でがつんと、奥さんの想いを伝えてもらえる事が、

何よりのプレゼントだと思ってしまうことは、果たして間違っているのか?


毎回、ジーンとさせられる、とても有り難い最高の言葉のプレゼントである。

という、のろけ話?


本当に有り難い年に一度の楽しみになりつつある。


こんな自分勝手な自分でも、面倒と思わず

付き合ってくれる存在に対してどうやって、その有り難き想いを

伝え返すか?

それが自分の今年の目標としようと思う。

お・も・て・な・し・もいいけど、自分の課題は

お・も・い・や・り

なのだ。

大人の階段の〜ぼる〜

である。一歩一歩。

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今年はスケルトン紙に細白ペンで丁寧に。

そんなところにも、おもいやりをかんじられ.....。。

深夜に、
ゆっくり
ひっそりと

何度か読み返し、奥さんの言葉を味あわせて頂き候................


というまさしく のろけな話である。


ムーンライトギアの千代チャン

と会った。

以前、HALF TRACKの雄麻に紹介してもらい
知り合った千代チャン。


グーグルカレンダーを共有している奥様から、朝っぱらに

「ちよチャンって娘と呑むんでしょ?サシで呑むの?!」

なんていじられ、冗談なのか本気なのか?解らない状態で、

得意のひねりも無くまともに

「男だよ?何?疑っってんの?」

と答える俺。

今思うと、せめて

「そうそう、泊まってきちゃおっかな〜。」

くらい乗っかれる程度にはなりたいもんだ。


そんな千代田君にその旨を話したら、

よく女と間違われますよ!って言ってた。

まだ片手の指の数ほどしか会った事の無い

千代チャンと、今後なにか一緒にモノを作れないかね?

なんて軽い話をしながら、彼の話を色々聞いていて、

出て来た言葉、「あまのじゃく」

きっとにやついていたであろう、その瞬間の自分ってば。

話を聞けば聞くほど、共感できちゃう、商売の考え方やら、

モノの好みやら。。。

天の邪鬼ってあまり良く思われない印象があるが、

天の邪鬼って、遊び心を持っている無邪気なガキって感じがして、

僕は大の好みなのだ。



やっぱり、「あまのじゃく」って言う響きが

自分にはとてもしっくりと来て、話していて気持ちのいい

賢い人間であるなと。

人を惹き付ける魅力ある人間なんだなと思った。

てか、賢い天の邪鬼ってなんか羨ましいわ。


そんな皆からも信頼の厚い千代チャンの今後が楽しみである。

月末にはマイナーO.D.ブランドを集めた展示会を主催しているみたいだし、

きっと、どんどん頼もしい存在になって行く事が予想される。

そんな千代ちゃんと、何か一緒にやれたら良いなと思っている2014年。

よだれたらり。


憧れの.....

岩手県岩手郡滝沢村出身

郡って何? ダサくない?
村って何?ダサくない?

この時点で、すでにコンプレックスの固まりに
自らの妄想で成り立ちつつあった少年おかべ君。

そんなおかべ君がどうしたらださい存在にならないのか?

と、勘違いして憧れたファッション業界。

お洒落に成れば、僕もダサくはないと。

その前に、ダサいってなんだ?
「ダサい」を変換していたら、
いきなり出て来た「駄作」という言葉。
きっと、これから生まれたのであろう、「ダサい」という言葉。

という当てずっぽもださいので、しっかりと調べてみたら、
「田舎」という言葉を"だしゃ"と読み直した上での
だしゃい=ダサい  みたい。全然違ったっす。。。

話は戻り、

岩手県岩手郡滝沢村出身の自分は、この時点で勘違いしていたのだ。
(きっと)


田舎生まれがダサい。とか
岩手県がダサいとか。
なまっている事がダサいとか。
ダサいに過敏にこだわっていたのだとおもわれ....。

ダサいって言葉を、全く気にしなく成ったら、
やっと"一丁前なおっさん"に成れるのかもしれない。(きっと)

そんな自分。

東京に出て来たのは18歳。
皆と一緒で、大学に進学する人もいれば、就職するやつもいる。
とりあえず上京して、アルバイトするやつもいれば、
夢を追っかけ、何かに成ろうとするやつもいる。

自分は、高卒で、東京の印刷会社に就職したので、
東京にやって来たのだけれど、
当初は、東京なんておっかなくって行くべきところではないと、
仙台あたりの専門学校に進学しようとしていた。

単にビビリであったのだけれど。。。。

そんな自分。こわごわと嫌々東京にやって来て、

やっと東京の生活に慣れた数ヶ月後、久々に地元へ帰ると、

「なっつかしい!岩手!超田舎じゃん!」

なんて、東京人ぶって、岩手を小馬鹿にしていた。

今思うと、それが「ダサいってことだべ!!」

と、自分に言い聞かせたくなるけれど、

その頃は調子がいいもんで、気がつくはずも無い若気ノイタリ。。


そんな自分、方言も意識して、なる早で治し、東京人たるものは?

と息巻いておった。

岩手には無い、ビームスに鼻息荒げに入店し、

ドキドキしながら、ビームスだ〜!なんつって、

渋谷店で接客を受け、欲しくもないオリジナルの
スタンドカラーの青いチェックのプルオーバーシャツを
買ってはひとり喜んでいた。

「俺、ビームスで服買った!」

って事が、カッチョイイ行為なのであった。


その当時、穴が空くくらいファッション雑誌を読みあさり、

お洒落に成れば、カッチョイイ!モテる!ダサくない!

って事にばっかりアタマがいって、

「お洒落!」ということよりも、「ダサくない!」

ということが重要だった気がする。


そんななかで、自分の感覚だけが確かであったのは、

ビームスの店員さんはとても洒落ている

という事であった。

それはユナイテッドアローズにも言える事だけれど、

セレクトショップの店員さんは、ずば抜けて洒落ていた。

素人でも感心するくらい洒落ていた。

お洒落ではなくって、"洒落ている"のだ。

洋服を心底解っていて、それを楽しげに着こなすセンス。

セレクトショップの店員さんは、憧れの存在であった。


今の自分はそういうお店の人と接する事が出来る立場になれたのだけれど、

改めて、当時のセレクトショップ、特にビームスの店員さんには

感心させられるくらいお洒落だな〜、と憧れた。

そんな自分が、やっとのこと、スタイリストとして駆け出した頃に

こっそりと掲げていた事は、

洋服の事に関して、とても詳しいビームスのスタッフ(セレクトショップ)

に、「良いねぇ〜!」って言ってもらえるようなスタイリングを作りたい!

なんてことを掲げてず〜っと仕事をしていたのだ。


それは、以前、先輩スタイリストの古田さんがポパイの巻末の連載で
同じようなことを言っていた事を 
この文章を書きながら今思い出した。
その連載を読んで、とても共感した覚えがある。

洒落の解っている
ビームスのスタッフに認められたい。
それがスタイリストとしての憧れなのであった。
その目標が、自分を育ててくれた部分もあった。

ビームスでモンベルを扱っているから
小馬鹿にしていたモンベルを見直し、
ビームスで知らないブランドを扱っているから、
そのブランドを質の良いブランドだと認識した。

エイスとか、ブルーナボインとかサイとか。。
(昔あった意外なコンセプトお店。B.E.)

ビームスのお陰で民藝にもに興味を持った。


今は、デカくなってしまって、
昔ほど斬新な魅力は若干少なくなってしまったけれど、
やはり、僕の中でのセレクトショップはビームスなのであったのだ。

っつうはなし。

マグロ一丁


焼き肉より寿司

つっても、いつも回転寿司屋さんにしか行けない。

回転寿司屋には月一、下手したら週一くらいの頻度で行ってしまう。

仕事の合間にも良く行く。

簡単に食べる量を決められる手軽さが好きだ。

そんなお寿司、家族で行くと、息子達は頼むネタが2つしか無い。

マグロと納豆巻

これだけ頼んだらおしまい。

マグロが異常に大好きな息子達。生のお魚はマグロしか食べない。

マグロの刺身を食卓に出した途端、一瞬にして無くなってしまう。

いつも僕らは一切れくらいしか食べられない。

どこの家も一緒なのだろうか?

そんな次男坊、いきなり朝っぱらから、

「マグロいっちょ〜.....マグロいっちょ〜!」

と唱えながら、台所の方からやってきた。
彼奴の言動が面白くて気にしているこの頃。

パソコンのメールに目を通しつつ

"一丁"なんて言葉 いつ覚えたんだろ?と不思議に思いながら、

テツビンの方へ目をやると、手には小さなお皿にミニカーが乗っかていた。

車が大好きな次男坊テツビン君は、毎朝の日課、

彼奴の定位置、テレビの下の棚の上のミニカー広場で遊ぶのだが、

どこから持って来たのか?木の小皿にミニカーを乗せて

お寿司に見立て

「マグロいっちょ〜.....マグロいっちょ〜」

とキッチンからやって来たのであった。

それを黒澤さんから頂いた、
ナイスな波形鍋敷きに

マグロ一丁!と叫び、置いたと同時に

「クルマじゃんこれ〜.....」と自ら突っ込んでいた。。。。。。

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そんな息子達も、いずれものすごい食欲というやつが訪れるんであろうな。

気軽に回転寿司なんかにも行けやしなくなる日が。。。

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