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岡部好み

 
  
 小学生の頃、学校でウンチを漏らして、"かぼちゃパンツ"というナイスなあだ名をつけられたことがある。

Dr.スランプあられちゃんに出てくる「皿田きのこ」が履いていそうなネーミングをつけてくれた同級生はセンスが良いと思った。(その頃はとても恥ずかしすぎたんだろうけれど。。。)

そんな経験を持つお腹が非常に弱い自分だからか?トイレという存在はとても重要な場所(施設?)のトップ3に入る。

誰もいないアウトドアで遊ぶ時は、ちょっとでもお腹の調子が微妙だと、すぐノグソをかますことにとても慣れてはいるが、都会ではそういうわけにもいかない。

飲んだ日の帰り道。ひねくれ者の自分は通ったことのない住宅街を歩きながら、家路に歩いて帰るのが好きだったりするのだけど、そういうタイミングで便意をもよおす場合がある。近くのどこにコンビニがあるのか?もわからないような、迷路のような住宅街をさまよう時にもよおして、とんでもなく冷や汗が出て、40になった今でも「ヤヴァい!」時がたまにある。尻の穴を適度に閉めながらも、まるで競歩のように急ぎ歩き、ひたすら我が家というゴールを目指すわけだ。

海外に行った時なんかもっと恐ろしい。どこがトイレなのかよくわからないからホント焦る。

ちょっとでもお腹の具合が怪しいと思ったら、すぐにでも行きたいトイレ。

"トイレがすぐそこにある"

ということは自分にとって、究極の安心感 とオーバーに言い放っても過言ではない。

そんなお腹の弱い自分だからこそのちょっとした嗜みを教えよう。

それは家での話。ちょっと便意をもよおした時に、家事をこなすという、嗜みである。

朝飯を食う。

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(ウンコの話でカレーかよ!と自ら突っ込むしか無い今朝の朝飯)

台所にて。
食べ終わった後、食器を洗う作業。
大体毎日食べ終わった後に、即便意をもよおす。「あっ!来たな」と思ったタイミングで、
食器を洗い始める。 どんどん便意が激しくなっていきながらも、足をモゾモゾさせながら
皿を洗い続ける。できるだけ冷静に。的確に一枚一枚洗い続けていく。

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さらに便意が激しくなると、足踏みをしながら皿を洗う。洗剤で洗い終えた食器を今度は水で流す作業。足をばたつかせながらも、トイレにはいかない。

終わらせ切ってから行く!という嗜みなのだ。

トイレはすぐ後ろにあるからという安心感はこの上ない喜び。

そんな安心感があるからこその我慢を楽しむ嗜み。解るであろうか?
「ヤヴァい!出そう.....!」なんてやりながらも、家事をこなし切る!っていう行為がたまらなくスリルがあって楽しい(たまらないってほどでもねえか?)

奥さんには、呆れられながら「早く行きなよ!」とまくしたてられるが、決して俺は手を休めないのだ。

洗い切った後、よっしゃー!という勢いでトイレに駆け込み、無事ウンチを出す。

その後の安堵感ったら「あ〜気持ちいー!」の一言。

家事を終えた達成感と安堵感を一度に味わう嗜みなのだ。

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事を成し遂げ、ダイニングに戻ると、一個だけ置き忘れられたグラスがテーブルにポツンとあったりすると、少々ガックリきたりする時はしょっちゅうだけれど。。。。

鳥取の民藝品 中井窯が好きです。

この染め分けの色が何とも言えず美しい。

しかも中々手に入れる事が出来ない代物。
窯元まで伺えば話しは別なのかもしれないが。。。

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先日、中目黒のSMLというお店で新春陶器市をやっていたので、
あるかと思い、行ってみると......


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ちっこいミルクピッチャーが二個しか無く、即買い。
他にも良い器があったのだけど、我慢して、二月に催される
らしい、ko-toriという展示を待とうと思う。

楽しみ。次こそはでっかい器が欲しいな。


そんな中井窯を彷彿させる、ULTRA HEAVYスウェット
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UHの石川アキラさんに聞いてみたら、「中井窯?なにそれ?」ってな感じで突っ込まれ。。。俺の予想は的を外れておった。

アキラさん曰く「これはねえ、立沢君のデザインなんだけどさぁ〜、
俺も大好きなYETIカラーだと思うぞ。ダハハ」なんて笑われてしまい、
調べてみると......なるほど納得。

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UHスウェット=YETIか〜

でも中井窯とYETI似てない?!?!この配色やっぱイケてるわ!



寝袋保管カバー

友人の土屋ユウマのやっているHALFTRACKPRODUCTS
彼の作るプロダクトはユニークなものばかりで面白い。
その中の一つが、これ。

(ダウン用)寝袋(を)保管(するための)カバー。

_10301351.jpgのサムネール画像


ダウンの寝袋は、キャンプや登山とか外で1泊する時に重宝するアイテム。
軽くって暖かいし、何よりも化繊の寝袋よりも小さくなるから。

だけど、その威力を発揮させるためには、ストレージバッグという
馬鹿でかい巾着袋に入れて納戸とかにぶら下げておかないと行けない。
ちょっと邪魔なのだ。
俺なんて、初めて買ったダウンの寝袋に付いている、このストレージバッグ
の意味が分からず、捨ててしまった過去がある。

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んでもって、こいつが、代わりのストレージバッグと言うわけで、
クッションになるわけだ。
邪魔な収納を家での暮らしに役立てようっつうことなのである。

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最近はもっぱらコレを枕にソファーに寄っかかってるのだけれど、
背中や頭が暖かくて気持ちいい。 
ちょっとハマっている
次作るときは是非ジップを派手なヤツにしてほしいな。
なんて勝手に思っている。

竹の箸


岸和田バリカンズの大谷から頂いて知った、東京葛飾の

竹細工職人 伝統工芸師 萩原末次郎 作 煤竹(すすたけ)の箸。

大谷に教えてもらった、立石にある葛飾伝統産業館に直接行ってみるも、

萩原さんは高齢だし体調が優れないからと、もう制作はしていないのだそう。

産業館でもほとんど売っていなかった。

とても残念。。。。。

もうこういった素晴らしい技術品を手に入れる事は出来ないのか?!

これからも、同じような

その人にしか作れない手作りのモノが、受け継がれもせずに

担い手が育つ事も無く消えて行ってしまうのだろうか?

絶滅危"具"というやつだ。 

身近にある素材を工夫して道具にしてしまう事は
人間の暮らしの営みのアートである。なんつって。

昔は当たり前の事だったのにな。。と今更気が付く自分は既に遅いのか?



んで、他に何かグッと来る箸は無いものか?と探しておったけれど、
これに勝るものはまず出てこなかったし、

第一高すぎるものばかりで、しかもみんな同じ様なモノばかりだ。


んでもって、以前、「大江家太田家の家族展」で訪れた無垢という
代官山のギャラリーで売っていた事を思い出し、
足を運ぶと、残っていた!!!

思わずお気に入りを買い占める。煤竹という名の通りの

囲炉裏の煤でいい色つやに黒くなった天井の竹煤を選んで。
今は手に入れられなくなった象牙が挟んであるものをゲット!

大変お気に入りである。収められるケースが実にいい!

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どなたか手が器用な方が、担い手となってくれないものか?


普通の暮らし

たまたま見つけたアニメ番組 

NHKでやってる「団地ともお

うちの家族はめちゃはマリにハマっており、HDに焼いては

毎週?毎日?見ては笑っている。

うちの長男坊も好きだけど、大人が見ていてもとても面白い。

団地に住んでいる人々の普通の暮らしっぷりというか?

お金持ちではない、良くある日常を上手に描いていて好きだ。

ちょっとオーバーな無いような時もあるけれど。。。

普通の暮らしが好きである。

理想的な能天気なともおを筆頭に、ちょっとかわいいお姉ちゃん。

いかにもな、まさにかあちゃん。顔を絶対出さない単身赴任の親父

と言う設定もおかしいし、

同級生の設定も丁度いい。

ちょっと秀才な吉本もいいし、おデブのよしのぶもともおとともにおばかで

かなりいいし、 けりこなんて最高なキャラ設定だ。


キャラ設定が具合がいいし、とにかくいい。おもしろい。

このアニメを見ているとなんか落ち着くのである。

俺もともおみたいになりたいなぁ。


一服


先日の「フリマひとり」でわざわざ、静岡から来てくれた
橋爪夫妻からのお土産
お茶と、栗羊羹。

インフルエンザ家の籠って約5日。
一応今日でインフルエンザウイルスともお別れの予定。

雪も降っている事ですし、内田君の妹君のFB投稿に触発され、
我が輩も長男坊リンコスと雪見しながらのお茶で一服をしてみる事に。

丘部好みの"名物軍"(嘘っ!)を並べ、橋爪夫妻の
おもてなしを茶遊びで嗜む。

つうか、羊羹とかの"じじばば臭い"日本菓子は得意でなかった我が輩も、
茶とともにすれば、最上のひとときを味わえるくらいは解って来た。

さっそく、頂いた茶を入れ、栗羊羹を頂いてみると、
これまた美味い。茶が特に美味うござった!

日本茶には(も)全くの知識は無いが、
美味いか美味くないか位は解ったつもりで.....

茶葉が細かいからか?下手な自分にも美味くいれられたのであろうか?
雪見の静かな良きひとときであった。

今思うと、フリマひとりの時に頂いた土産は、日本的なものばかりで、
自分のファッションに対する日本贔屓が利いているのであろうか?

皆様有り難い心遣いだと感じ入りました。

もう少しで酒も飲めるが、 当分この茶で一服を楽しみたいかなと。

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茶入れの缶がまたかわいらしく。捨てないで取っておきたい代物。
最近改めて、へうげものを読み返し(多分18回目くらい)
茶の湯に更に興味ある今日この頃。
カタチからだけでも楽しむは、いと面白き。
とにかく茶が美味かった。

隙間からの景色

このヨギーの先っぽの

隙間からの

景色が好きだ。

いつも覗いてしまう

先っぽの眺め。

景色というとかっちょつけ てるけれど、

ナイスコーディネイト!

職業病的目線也。

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お猪口 de ビール


ココ最近ハマっているのが、
缶ビールをお猪口で飲む事。



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池波正太郎の「男の作法」に書いてある、
瓶ビールの嗜み方。
一口で飲めるようにコップの半分まで注ぐ。
瓶の中の方が冷えは長持ちするから。

この考え方に共感して以来、
居酒屋で瓶ビールの場合、コップに半分だけ注ぐようになった事がきっかけ。

ならば、もう少し小さいコップが良いのでは?

答え「お猪口」


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ヨークマートで購入した、激安ビールに
大江憲一 作 お猪口よりちょこっと大きいビア猪口試作。
釉薬掛かって無い部分はお山を見立てた、
マウンテンチョコチップお猪口也。

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唇の当たりが良い感じ。
てか自分、家で缶ビールを呑むと、いつも、
最後の二口か三口は残してしまう。呑み切れないのだが、
お猪口スタイルに変えてから、しっかりと飲み干せるようになった。
なんか美味く感じる。

友達には「めんどくさいよ〜」 なんて言われたけれど、
この面倒臭そうな、"注ぐ作業"が楽しくてたまらないのだ。

日本酒だと、こうもガバガバ呑めやしないが、
ビールだと行ける。

本当に、美味く感じるのだ。
でも、このノリ君の試作もちょいと小ちゃいかも?
ワンサイズで各作ってもらえたら完璧かな?

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先日、谷中に行った時、久々に立ち寄った「さんだら工芸」にて
購入した、金海焼のお猪口。韓国の安い雑器である。
岡部家はこのさんだらさんで買い集めた
金海焼から器にハマったと言ってもいい。
サイズはまずまず。大江憲一作 特注左利き用急須にトマトジュースを入れ
レッドアイで楽しむ。

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D&Dで350円で購入した 冷酒用のガラスお猪口
は若干でかすぎだった。 
奥様作、「菜の花とカブと貝柱のおひたし」で一杯。
奥様曰く、「ゆず胡椒で食べてみて」 
美味也。


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試しに、ノリ君の友達作、醤油刺しにトマジューを入れて
レッドアイ作りに嗜むも、すぐ無くなるし、微妙な使い心地。。
決して、しょうゆさしの事ではない。使い方が微妙なのだ。
醤油刺しにトマトジュースを入れたヤツは
世の中で僕が初めてではないのか?!笑

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やはり、ノリ君の急須がちょうど良かった。

という、器遊び。。

ビア猪口 まだまだ研究せねば。

研究して、リニューアル予定のVALLICANS WEB SHOP
にて販売予定なり!

ノリ君次第。。。。。

チャリ完成

ず〜っとカスタムに出しっぱなしだった
チャリが完成したよ!と

野口君から連絡があった!イエイ!

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店先においてあった野口君のチャリに一目惚れしちゃって、
「俺も真似させて!」
てか
「カスタムしてもらえないか?」

と訴えたのは今年の4月だった。

今、全国的に新しいチャリ屋さんが急増していて、
僕も、自分らしくいじりたいな!なんて思っていながらも、
なんていうか、腰が重かった。
単純に今のチャリ事情についてけてなかったってのもあるけど、

既に世には様々なカスタムが存在しているものの、 

どこのお店に出したら自分らしいカスタムをしてもらえるのか 

も解らなくなっていたからだ。 だったら、

ノーマルでいいや〜。

なんて妥協していた矢先に、
野口君のチャリを見つけちゃったのである。
ラジコンっぽいパーツにちょっとしたハイテク感も感じるし、
オフロード好きの自分としては、そういう山っぽい雰囲気も欲しかった。
で、野口君のチャリカスタムは僕の理想そのものだったってわけだ。


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奥が野口君の初号機

僕のはまさにNIGOですな。二号機か?

90年代の匂いぷんぷんのハイテクというには少し古くさい

MTB用のサスペンションパーツを搭載した
チャリ屋さん曰く、「変態なカスタム」。

なんとシートポストと、ステムがサスペンションなのだ!!
良くこんなの見っけてくるよな〜野口君てば。

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はっきり言って僕は何もしていない。


ミニモトクロス用のプロテーパーハンドルをセレクトした程度。。
それにキャリアを積んでチャリキャンプしにいきやすくしたつもりである。


コレのって早くキャンプに行きてえ。

っておもったら、俺の足には少し、サドル位置が高えぞ!

やばい!ハンドルも少し幅を狭くしたい!

ちょこちょこ自分サイズに変えていくのも楽しみの一つである。

すげえチャリを作ってくれた
ホント野口君&友達に感謝である。


さし


今自分の仕事上のサポートをしてくれている、
この人と話していると意外と気持ちがいいです。
と同時に飲み過ぎてしまうけれども。。。

さしで飲む。

ってのが好きです。

さしでは飲めないってヒトもいるけれど、

さしって向き合う事らしいから 間違ってはいないなと。

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いっこ上だけど、いろいろ教えてもらっております。

気持ちのいい人間になりたいものです。


ついこないだもこの人達と

サシ呑みを

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GOOUT編集長 竹下君

ず〜っと前から、呑みましょう なんて口約束はしてたものの

僕の誘いベタからこんな時間がかかってしまった。。。

彼とは、半ば仕事上でしか接した事が無かったけれど、改めて

サシ呑みする事で、新たな顔がにょきっと現れてきて意外な側面に

グッときたりする。


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スポーツウエアデザイナー の友川君!

彼とは始めてサシ呑みだったけれど、とても良い話が出来ました。

同じ方向を見つめている人。

スポーツウエアををもっと日常的にするためにかっこ良く

していきたい!という意気込みが共感できた事が嬉しかったです。



さし って、向き合うってことだから、他に邪魔者もいないし、

お互い向き合って、話し込める。そこが魅力な訳だ。

意外な知らない側面を覗き込めたり、言いにくかった事を話せたり....。

口外する必要の無い愚痴をこぼせたり。。。


さし。好きです。




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