岸和田バリカンズの大谷から頂いて知った、東京葛飾の
竹細工職人 伝統工芸師 萩原末次郎 作 煤竹(すすたけ)の箸。
大谷に教えてもらった、立石にある葛飾伝統産業館に直接行ってみるも、
萩原さんは高齢だし体調が優れないからと、もう制作はしていないのだそう。
産業館でもほとんど売っていなかった。
とても残念。。。。。
もうこういった素晴らしい技術品を手に入れる事は出来ないのか?!
これからも、同じような
その人にしか作れない手作りのモノが、受け継がれもせずに
担い手が育つ事も無く消えて行ってしまうのだろうか?
絶滅危"具"というやつだ。
身近にある素材を工夫して道具にしてしまう事は
人間の暮らしの営みのアートである。なんつって。
昔は当たり前の事だったのにな。。と今更気が付く自分は既に遅いのか?
んで、他に何かグッと来る箸は無いものか?と探しておったけれど、
これに勝るものはまず出てこなかったし、
第一高すぎるものばかりで、しかもみんな同じ様なモノばかりだ。
んでもって、以前、「大江家と太田家の家族展」で訪れた無垢という
代官山のギャラリーで売っていた事を思い出し、
足を運ぶと、残っていた!!!
思わずお気に入りを買い占める。煤竹という名の通りの
囲炉裏の煤でいい色つやに黒くなった天井の竹煤を選んで。
今は手に入れられなくなった象牙が挟んであるものをゲット!
大変お気に入りである。収められるケースが実にいい!
どなたか手が器用な方が、担い手となってくれないものか?