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東京アウトドア

安本Joe

バリカンズの最年長者 安本泰三さんがペレグリンファニチャー了くん に作ってもらった、タイガーストライプカモのイグディシィスベンチ?(言い難い) が出来上がってきた。ホームセンターでも販売することに。

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プリントには、"REDEMPTION SONG "と書いてある。

僕と了くんはボブ・マーリーの名曲だと思い込んでいた。 タイガーカモとどう関係があるの?

どういう意味なんだろう?と泰三さんに聞いてみると思い入れのある 内容が返ってきて、へぇ〜っと感心してしまった。

泰三さんとは、以前同じ屋根の下に住んでいたこともあって、しょっちゅう 遊んでいた。その時は泰三さんの好きな物や事をいっぱい色々教えてもらった。 興味が無いことは適当に聞き流し、興味あることは熱心に聞いていた。 時が経って、興味が無かったことがいきなり気になりだしたりすることもあったけれど。。。

泰三さんは50歳ってこともあり、昭和の映画とか音楽に詳しくて、 特にザ・クラッシュのジョーストラマーが好きだったってのもあって、 このベンチの特注に至ったんだそうだ。さらに、ジョニー・キャッシュ という有名なシンガーとジョーが、このボブ・マーリーの名曲をカバーしているらしく、 それがいたくお気に入りなのだそうだ。 ボブ&ジョニー&ジョーという偉大な歌い手が繋がった名曲名を お気に入りのベンチに刻印したというわけだ。 聞き出せば、もっと深い意味があるんだと思う。。

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泰三さんの中ではタイガーストライプカモ=ジョーストラマーらしく、 若き頃は真似してタイガーカモの服を着ていたんだとか。だからササフラスのパンツもタイガーカモ履いてるんだな。。


そんな泰三さんが大好きなジョー・ストラマーは日本公演の時 日本の手ぬぐいや着物の端切れを首に巻きつけ、ライブでもプライベートでも ファッションとして着用していたって話も教えてらい、 自分もちょっとだけジョーストラマーのことが解った気になり、 いまさら気になり始めた。

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日本の着物の切れ端をファッションに取り入れている姿勢がとてもステキだ。


「ロンドンコーリング」

当時のジョー・ストラマーは母国に疑問を感じていたからああいう歌を作ったのか?

ジョー・ストラマーみたいなミュージシャンが、祖国が好きだからこそ、反抗してああいう歌を歌っているのかなあ?ウィキペディアで調べたら、結構複雑な内容が書かれていてイマイチよくわからなかったけど。。。

なんとなく感じたのが、母国を愛しているジョーだからこそああいうメッセージの歌を作ったんではないだろうかって思ってしまって。。

反抗や、反発って、裏には愛情が見え隠れしてるんじゃねえかなと。

自分もなんか最近、日本はとても大好きなんだけど、どうも好きになれない部分が出てきてしまっていて。。。 

茶の文化を知ってハマって、より日本を好きになって、茶道には必要不可欠な

"おもてなし"

という言葉にも影響を受けちゃったけれど、 今の"おもてなし"ってなんかちょっと押し付けがましいっつうか。。

オリンピック開催決定以降 からか?なんとなく胡散臭く感じてしまう。

「外国から見た日本のすごいところ」的なテレビ番組が異様に多く放映されているのも

胡散臭いし。。。

オリンピックのためなのか?政治家?が仕組んでいる工作なのか?全然わかんないけど、震災以降、日本の良さをわざとらしくアピールしている気がしていならないのは自分だけなんだろか?

東京だけなのか?再開発も激しいしな〜。。東北はどうなんだろうか?他の地域はどうなんだろうか? 


日本好きなんだったんだけどな〜、なんか好きじゃなくなってきちゃってる自分がいるな〜。

日本の良き文化がさらに無くなってきている気がしてならないっす。

どうにかならんもんかな?







なかなか言葉にするのはアホな自分にはとっても難しーなー。

大田区遊び


最近大田区にハマっている。

台風直後にアルパカラフトボートで漕いで大田区まで行って、
銭湯入って、良さげな佇まいの居酒屋で適当に呑んで、電車で帰ってくる。

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フォト 杉崎J太郎


先月中旬は、チャリで、同じように適当に下って、銭湯に入り、
適当な居酒屋に入って、多摩川河口付近に野宿。

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フォト 杉崎J太郎


大田区は、世田谷区から一番近い下町なのかなと感じる街。

もそっと探りたい。


やはりボクも釣りにハマっている。

周りにもそういう人が多い。

世の中そういう流れか? 俺の周りだけなのか?

アウトドア(外遊び)のブームは

フェスから始まって、キャンプ初めて、山に登って、次はな〜に?

という人間の自然な流れなんだろうか。

U.L.の流れなんて 
もはや 登山者だけでもトレイルランナーだけのものではないし、
世の中全体に流れていってる世相なのだろうと思われます。

ファッションも これからは、軽くって 楽で 

んでもってデザインが良くって、

機能的が知的にも見えて、お洒落な洋服とスポーツ的なウエアバランス感覚

が今後のお洒落に反映するのかなと僕は思う。

そこに日本的(和)ってのも重要なキーワードだと思う。

(なんか ユニクロ応援しているみたいになっちゃってる?)


結局言うならば、 先進国のヒトたちは既にそれを理解して

ライフスタイルを楽しんでいるという訳だ。だから

そこまでお洒落にだけにあまりお金を使わないのだ。

なんつって海外におっかなくって

行った事も無い知ったかぶりのお話です。



んで、そんな傾向に自分も傾倒していて、

短いランニングパンツ、防虫Tシャツにテバのサンダルでテンカラロッドを持って、
楽なカッコで、楽にスクーターで夕方の多摩川へと釣りにでかける。

なにげに杉崎J太郎と 触れ合うのは仕事以外では初めてかもしれない。

そんな意外と、腹毛もモジャモジャなゲイカップル的2ケツで
多摩川の土手へ辿り着いたとたん、

さっさと、ポイントにじゃぶじゃぶと立ち入って

日本的フライフィッシング 「テンカラ釣り」に励む。

お盆にわざわざ混んでいるであろう高速に乗ってまでして

渓流釣りも良いのだけれど、近所で、小物釣りしたって良いもんだと

イワナ、ヤマメを恋しがりながらも、

必死でオイカワか?カワムツを狙う。

すんごいちっこい毛針で。

夕方で全然毛針が見えない。 みみずで狙えばさぞ簡単に釣れるであろう
獲物も、毛針だと当たりはあっても中々釣れないのがまた楽しい。

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三匹くらいどうにか ここのポイントの最大級であろうオイカワをFISH!



充分ご近所で楽しめた。川に腰まで浸かった甲斐があったってもんだ。

帰りに、等々力のもつ焼き屋にでもひとり寄ろうと思ったけれど、

やはり、多摩川に腰まで浸かると、びしょ濡れだし、
それなりの身体が川臭かったので、実家に帰っている奥様の居ない家に戻って、

バッパーズの「嫁の里帰り」を聞きながら、



いそいそと家事をしてゴミ捨てもして、
向かい入れられる状態にして、褒められるのを期待しながら
瓶ビールを呑みました。


この歌は思い出の歌。

タコマフジレコードのなべちゃんと仲良くなったばかりの頃、

いがちゃんの車の中で酔っぱらいながら教えてもらった思い出の曲。


このバッパーズのジャケットも、渡辺氏、五十嵐氏、鵜飼氏

が関わっているっつうとてもすごい話。




魚捕り

 

晴れた日の日曜日、サッカー日本代表も負けてしまったので、

なんか変な気分。妙にテンションが下がっていたのは

悔しさが込み上げてこない内容だったからなのだろうか?


なんとなく気分を変えようと、


「多摩川で魚を捕まえたい!そして飼いたい!」


と、いつもの多摩川のいつものポイントへ行く事に。



次男坊テツビン君をマックパックに背負い込んで、

魚を捕まえ活かして持ち帰るセットを

担いでチャリで行ってきました。

しかし、テツビン君重くなったな。。次の日肩が痛いっつったらなんの。。
マックパックで背負えるのも後もう少しかもしれない。。


なにげなく、いつものポイントへ行ってみると、テントやらタープやら

張っているヒトがちらほら。

もろU.L.スタイルのヒトもいるもんだ!なんて感心して眺めつつ、

我らは我らでいざ川へ!魚を捕まえよう!!



この日の多摩川は増水していていつもと違う!

でも、以前この場所で知り合った釣りが好きそうなおっさんが言ってたっけ!

「増水時はたくさんの魚がこの水路に群がってくるんだよ!」って。

たしかに、本流は濁っていて流れも強く危なっかしいが、

水量が増した水路からの川の水は、いつもより澄んでいてとても奇麗だし!

魚もいっぱいいる! 時期的にまだまだ小さい稚魚だけど、充分楽しめそう。

川遊びにはもってこいな日なのかもしれない!



早速、持って来た"さで網"で、いわゆる「ガサガサ」をやってみる。

捕れる捕れる!

名前は解らない黒い藻エビ見たいなのと、ウグイの稚魚、コクチバスの稚魚、
ハゼ科の仲間。ハゼ。オイカワと思っていたけど、カワムツ等がガサガサ捕れて
次男坊ほっといて大はしゃぎな自分。

気がつくと、知ってる顔が。

長男坊の同級生の女の子たちがお父さんと一緒に魚を捕まえに来ていた。

うちの長男坊は、魚ではなくサッカーに夢中。。。今日も練習だ。

長男坊も仲の良い、その女の子たちは、お父さんが持って来た網で

魚を捕まえようとしていたけれど、お父さんに聞いてみたら、

持参した訳ではなく、多摩川在住のホームレスの加藤さん

から借りて来たんだとか。。。加藤さん?!

お父さんの情報力とコミュニケーション能力もハンパ無いが、
その加藤さんも素晴らしい。
網が子供たちの人数分ある。四つ手網も借りて来ていたし。


そんなこんなで、魚捕り合戦がはじまる。

皆で追っかけて四つ手網に魚を追い込んでみたり、ガサガサしまくったり。

楽しい。 



そんな感じで楽しんでいたら、上流の方からまた別の親子二人が近寄って来た。

あれっ?

「え〜っ?良二君?!久しぶりじゃん!!こんなとこで会うなんて珍しいね!」

そう、良〜く知っているヒト。本間君が娘の音ちゃんと一緒に
向かってくるではないか!?

家は都心部だから、いる事にちょっとびっくりしてしまった。

人数が増えて、子供女子軍団5人と、うちの次男坊男の子1人とお父さん3人で
魚捕り合戦が始まった。

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アキラTシャツを身にまとったテツビン君 KC4D0027.jpg
携帯をポケット事、水没かと思って焦ったら一応防水であった。



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女子軍団と女子パパ。
増水のお陰で、上流部でも魚が遡上してたみたい。


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いつもはテトラの頭がかなり出ているんだけど、この日は埋もれていた。

夕方から打ち合わせがあったので、後ろ髪引かれるが、帰宅準備。
道具を片して、テツビンの着替え。

で、本間家に挨拶をして立ち去ろうと探してみると.......、

本気のU.L.スタイルのヒトがタープ張ってんななんて思ってたとこが

本間基地であった。

来がてらに気になっていたそのウルトラライトなキャンプスタイルの

お方が良二君であった事がちょっとおかしかった。

良二君からは、オレがやって来た時、
「なんか本気の沢登りみたいなヒトがやって来たな?って思ってたよ。」

なんて言われて、いまいち何言ってるのか?ピンと来なかったけれど、

チャリを漕ぎながら考えていたらやっと意味が見えて来た。

MTBに乗ってマックパック背負って、次男坊にはヘルメットを被せていたから、

一見、沢登りをするヒトのスタイルに見間違われたのであろう。
(意味伝え難い!)

魚は結構すくえたけれど、

良二君のギャグをすくう事が出来なかったのが残念であった...............。







うちで本気で飼おうか?悩んで、途中等々力渓谷に立ち寄って
放流しようか迷った。

あげく、やっぱり家に持ち帰る事に決めた。

流れを好む魚が混じっていたので、家の水槽で飼うとすぐ
死なせてしまうかもしれないと思ったからだ。

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デカイのがカワムツ、ウグイの稚魚、ハゼ?のちっこいのとでっかいの。メダカ。エビ。




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でもやっぱり、この水槽を眺めていると、とても気分がいい。

捕食シーンとか最高に面白い。

いい一日であった。





その後、この水槽ではやはり悲劇が待っていた。。。

でかいハゼが、メダカの内臓のみを食いちぎり、
ウグイの稚魚がほぼ飛び跳ね過ぎで、床で煮干し状態になっていて、
エビ君も多分デカハゼに食われており...半分個になっていた...。

想像以上だ!自然形態恐るべし!
こんな狭い水槽で飼ってたらそらそうなるわな。。。

ハゼくんは川へ逃がした方が良いなと反省。
ハゼもやっぱり肉食系は単独水槽で飼わないといけないんだね。

やっぱり飼うならメダカちゃんとエビ君だけが無難ですな。
たっぷり水草植えて、お庭にビオトープを作りたし!
ゴリラカートに!

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東京自然観察

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近所の川にアオダイショウがいました。

なんか、嬉しく懐かしくなりました。


大体1、5M アオダイショウはでかい。

正しい使い方!?

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麻雀!?

しかも、面子が6人というところが良い。

タープ。麻雀。ゴザ。クーラーバッグ。ビール。

理想的親父の外遊び。w



またまた、柳谷さんのお誘いで 行ってきました。
裏高尾

柳谷さんに言われた通り、
「八王子ト与瀬ノ2万5千分ノ1ノ地図ヲ用意セヨ!」
を購入しようと、勧められた神田の地図の店に行こうとするも
時間がなく、どうしようか迷っていると、ふと思い出した。
山手通り沿いにある日本地図センターに初めて行ってみる。

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中はとても面白く、思わず長居してしまう。
 忘れないうちに、2万5千分の1の地図を購入。
そしてまた物色。。。
 東京人の東京地形散歩を買ってしまった。。。。

夜、地図をコンビニのコピー機で、
B4サイズに141%の倍率でポイント部分を大きくコピー。
家に戻り、磁北線を引く。

当日、上野毛駅
朝5時34分の電車で溝ノ口へ。
南武線に乗り換え、分倍河原まで行き、乗換えて高尾まで。

高尾駅で、柳谷さんと落ち合う。
今度はバスで移動。

目的のバス停で降り、神社を目指す。

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柳谷さんが 「AKB神社。。」
なんてつぶやいているので 何を言ってるんだ?この人は? 
と思って、よくよく見てみて納得........。
意外とこんな事言うヒトなんだな〜笑。
 


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日本の大木に守られ.......。


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数十メートル上がるとすぐ神社に到着。
秋葉神社也。

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やはりイノベイト


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八王子なかねの札が至る箇所に。。。


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それよりも、"池袋じゅん"なる名札のほうが至る箇所に。。。

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池袋じゅん なにもんなんだ?!
こういう名札ってなんて言うのが正式名称なんだろうか?
しかもなぜ、こうも争って張り合うのだろうか?!w

さらに数十m?歩き上がると......。
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伐採され、新たな苗が植えられていた、神社裏の山。

お陰で抜けがいい。
伐採されているから、山のカタチもよく解る。


山の尾根突入!

より山の中にズンズン進んでいくと、なにやら、煙っぽい。
なんだかよく解らずにも進んでいくと、鼻もむずむず。。


まさか?!


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花粉だ!


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確実に花粉である。山の中に風が吹くと杉の花粉が飛ばされて、
 辺りが黄色い空気が流れていくのがよく解る。 
そりゃ、鼻もムズムズいう訳だ。 靴も黄色く染まっているよ〜。

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だけど、誰も歩く人の少ない、山の尾根はほんとうに気持ちがいい。

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こんなところもあったりして。
てか意外と、倒木が多いのが気になる。当たり前なのか?


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山道にぶちあたったが、敢えてまっすぐ登ってみる。
急勾配である。


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僕らは "この先危険"からやってきたw。

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八王子城跡〜!

んでもってさらに......、

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詰の城も制覇。


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お楽しみタイム。


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まずは酒のつまみから!


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この時間が一番楽しい。このために
誰もいない場所へ登る。




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なんかっぽい顔つき。


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結構崖。


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下りてきたら、こんなのがいた。

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次は17日の日曜日だ!




古木君とまた釣行。

この日も全く釣れず。。。
無反応の釣りほど辛いものは無いので、
せめて休憩だけでも楽しもうと野点ごっこ。

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大体ネコがやってくる。


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チャリを使ってポイント移動は新たな場所も探せて探検気分でとても楽しい。

羽田周りは人工島が連なっていて、橋も多くより楽しい。

けど寒い。




全く釣れないので、今シーズンの釣りは

この日で終わりにしようとも思ったが、

釣れそうなポイントをひとつ見つけてあって

未開拓だったので

最後に!と出向いたのだった。

場所的に、とても人が来るような場所ではなく、

立ち入り禁止=裏技的好ポイント=釣れる!

とアタマの中で計算されてしまったのである。


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ここは2度ほど、リサーチで来たことはあった。今までのポイントと

明らかに違うことは、まず、今まさに作り上げている埋め立て地であって、

ほぼ人がいない工業地帯。立ち入り禁止のレベルが高い。

だけど

フェンスに穴が開いていて、立ち入り禁止という看板も倒れかかって

いて、ひからびた印象だからと、改めて入っても問題ないであろうと判断。

中に入ると、ちょうど夕暮れのタイミングでとても奇麗だった。

人気は全くない。でかい貨物船が目の前の海を行き来して圧倒され

冷たい空気に清々しい気持ちになってみるも、一人で少し心細い。

古木君誘えば良かったかななんて思いながら、早速釣り始めると

速攻暗くなった。

警視船が通る。でも今まで、警視船が通っても何のおとがめも無かったから

気にもしないで、でかいシーバスが釣れることを想像しながら

キャストを続けていると、遠く後ろの方から2人の人影がうっすら見えて

やっぱ知ってる人いるんだ〜なんて思って、見届けていて

はっと気がついた。

おまわりさんである。

「表の車。君のかな?何やってるの〜。ココは立ち入り禁止区域だよね?」

なんて、注意されて、逮捕とまでは行かなかったものの、警察署へ連行。

名前や住所等全てを調書され帰された。

正直納得していた自分ではあった。

あの場所は捕まっても仕方の無い場所。



古木君誘わなくって良かった〜。これも自己責任と反省。

魚を釣りたいがための欲を満たすため、立ち入り禁止内にはいる。

いままでいろんな立ち入り禁止であろう場所に入ってきた自分。

2度目を連行されるととても面倒なことになることも教えてもらい

さすがに今後は自己規制をしようと思った。

釣りをしても良い場所で釣りをする。




今度こそ、今年の釣りは終了!と思っていたのだが、

今度はベイブルースアイアンワークスのタクミ君から声がかかる。

「今夜行かない?」

の声に即答。

(写真なし)


タクミ君に捕まったを話し、笑われ、

もうそういうポイントにはいかないよ!


という約束のもとで、いつもの羽田周りを攻めた。

結局この日も中々釣れず、ココで釣れなかったら帰ろう!

と、最後のつばさ公園で、

1投目。

いきなり

「ゴンッ!」

とヒット!

「タクミ君 来た来たっっっっ!」

と興奮気味に ドラグを緩めたり焦って格闘する!

水面に姿が現れると、相当デカイ。今までに無い

引きの味わい。60cmくらいならそれなりの

ファイトで釣り上げられたけれど、こいつは引きがハンパ無い。

5分くらいかかって、もう少しというところでフックが外れ

逃す...............。「あぁぁぁぁっっっっ!」

ものすごく興奮し、ものすごく悔しがるも、ヒットした魚影を

タクミ君に見てもらっている証明があるからと、

半ば納得して家路に。。


結局、あんなばかでかい魚を釣りあげられる可能性がある

釣りを味わってしまったがために、どんどん中毒になる一方なのであった。。

あ〜また行きたい!釣りてえな!


さすがに まさに立ち入り禁止 

な場所に足を運ぶ気には当分ならないが、

釣り熱は全く冷めず という結果になった。

そんな東京フィッシング。










南高尾 山遊び

アクシーズクインの柳谷さんに
またまた連れて行ってもらった 裏高尾。
今回は南高尾と呼ばれる場所。

この日の山の入り口はここから〜
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山はすっかり紅葉

山に入ると足元にも感じることが出来る。

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山の中のお稲荷さん。

山の中にイチョウの木があると、黒い地面から黄色の地面に!

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お稲荷さん
赤 青 黄色がなんか奇妙で良い。


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尾根を目指して急な斜面を登る。ココだけきつい

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尾根に出て、歩いていると..........

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なぜ? なぜ尾根に機械が?なにかトロッコとかの残骸か?


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スピードメーターらしきものが転がっている。
ということは車か?なぜ尾根に?
ありえない!?飛行機?

誰も歩いていない尾根はとても気持ちが良い!良すぎる!!

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山道到着〜!
この看板で言うところの、「行き止まり」からやってきました〜!

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この写真じゃ解らないが、奥には真っ白い富士山が。。。

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写真じゃ解らないが、 奥には新宿とかスカイツリーが!

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写真じゃ解らないが、奥には太平洋が!

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津久井湖!写真じゃ解らないが、奥には思いっきり富士山が!!!



柳谷さんの秘密の場所で、誰も歩いてくるはずがない

秘密の場所で、お昼ご飯に寄せ鍋である。

高尾の人気のない場所で、鍋を突っつく。しかも本格的な鍋。

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鍋に入れる豚肉をもっていってたのだが、途中で拾った朴葉(ほうば)で
朴葉焼をしてみよう!ということに。
初めて食べたが、肉にほのかな香りがくっついて料亭的な味わい!美味!
こういう行為って気分アガル!

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二人でハマっている、漆の器 de アウトドア

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僕のは 会津の漆器 NODATE MUG




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風が冷たくなってきたので、柳谷さんが
インテグラルのシルタープを張ってくれた!

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柳谷さんがもってきた、ダイソーで購入したという、
漆塗り風お盆が、山に料亭的雰囲気を醸し出すw

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EXPEDのハンモックで昼寝。20分後 寒くて起きる。





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辰年の柳谷さん。ひと回り違う左利き。
やっぱり左利きの人は気が合うな。


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日も暮れかけてきたので、下山
今回は簡単に下りてこられた。
下りて出た道を下っていくと、いきなり風情あり過ぎの建物が出現!?
何々?!この佇まいは?!なんて驚いていると、柳谷さんが
クールな口調で、「うかい鳥山ですよ。」と一言。


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山の斜面にたくさん自生していた、龍のヒゲ。。
採取してきたのを植えたのだろうか?

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苔具合とかハンパねえ!!



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うかい鳥山 の超高級な和の佇まいを堪能して終了!


今回は山鍋 は至福のひとときであった。
これはハマる!

名もなき尾根を歩く遊びはたまらないですわ。
年内もう一回くらい行きたいっす。


先日 知り合ったばかりの古木君を早速釣りに誘ってみた。

シーバスフィッシングは初めてみたい。


古木君は洋服のデザイナーで、
雑誌の取材ページなんかを見てて、なんとなく以前から気になっていた人で、
でも、不自然に繋がるのは得意ではない自分は、出会う事をじっと待っていた。

訳でもないが、やはり、繋がる時は繋がるものだ。

「出会う」に、必要な"自然な"タイミングってやっぱりあるもんだなと。

紹介してくれた角川に感謝。


まず人を遊びに誘う事が苦手な自分が、

出会ったばかりの人を釣りに誘っちゃった!なんてのは

自分にとっては、とても意外な行動なのだが、

あっさりと誘う事が出来たのは何か理由がある、

訳でもないが、なんとなく誘いやすい雰囲気の人ってことは間違いない。

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半ば、泥棒なみの身のこなし方をせざるをえないのが

都会のシーバスフィッシング。。4mほどのコンクリ壁を下りるわけだ。

いきなり古木君にもこんな事をさせてしまった。

まあ彼はクライミングを趣味にしているみたいだから理解力はあるはず?

アルパインエイダーというクライミングギアを流用。いわゆる簡易ハシゴ。

以前からアウトドアショップで見かけていて絶対使えると思っていた。


シューズもクライミングアプローチシューズの方がアリかも?

これぞ、東京シーバススタイル?
ゲリラクライミングフィッシング也。

海上保安庁の警視船にでも目撃されたら、やっぱり逮捕されちゃうのだろうか?

立ち入り禁止区域なのかもしれないが、
自己責任という言葉に置き換えて遊ばさせていただく。

だって釣りたいから。

というものの、全く釣れず、場所移動。

新しいポイントを見つける事も楽しみの一つで、
探検気分でワクワクする。

そう、東京のシーバス釣りって何が楽しいかっていうと、
大都会の隙間を探検出来るってことだったりもする。
誰もいない知らない入れないであろう秘密なポイントから
絶景な夜景を堪能出来るし。
だから、釣れなくても楽しかったりする。
ちょっと言い訳がましくもあるがw。

しかも二人くらいがちょうどいい。

お互いあまり干渉せず、好き勝手に自由に釣りをする。
そんなところで、のんきに、時には本気に
キャストする。
飽きたら、夜景を見てぼけぇ〜っとして。。。
立ち入り禁止であろう場所の
奥の更に奥の暗がりに足を進める時がドキドキもするし、
ワクワクもする。
こんなところに来ちゃったよ〜!怖〜っていうドキドキ感。
それを共有できるパートナーが一人いるだけで気分は違う。


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そんなパートナーにさせられた 古木君。。。。

やはり、古木君 ほっとける人だった。

遊んでいても楽である。



こんな夜景を野郎二人で味わうってのもどうかと思うが。。。。

折角なら、きれいな女性でも連れてきたいものだが。。。。
気味悪がられて終わりだ。

30過ぎの大人が二人、ちょっぴりいけない探検ごっこ。
夜景を目の前に

釣れる事を期待しながら、気分がアガル。

結果ボウズ。。。。

(ボウズ=一匹も魚がつれない事)


意外な場所から素晴らしい夜景を堪能する事が出来るのが

東京シーバスフィッシングナイト探訪 なのである。

クラブな夜遊びはチョー苦手だが、唯一楽しめる夜遊び。



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