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2015年6月

先日久々に渓流釣りに行くことができた。
なんだかんだ今年はまだ5回程しか行けてないけど、
今一番ハマっている外遊び。

渓流釣りは子供の頃から好きな遊びだけれど、
東京に住み始めてからは、郷に入ったら郷に従って、
シーバスのルアーフィッシングとかしかしてなくって、
東京に住んでいたら渓流釣りなどやれる環境ではないと
見事に決めつけていた。

ここ2〜3年、改めて渓流釣りに目覚めている。

しかも毛針釣りに見事にハマっている。


日本のテンカラ釣りはアメリカでもすごい勢いで流行りを見せている傾向からか?
日本でも、竿すら持ったことない人までも渓流釣りにも興味を持っているみたい。

アスファルトを走るジョギングからオフロードを走るトレランに移行した人と一緒で、
自分も東京湾で釣るシーバス釣りから、山の渓流で釣るフライフィッシングに
移行したわけだ。

日本もやっと全体的にアウトドアが馴染み始めてきているのかなぁ?
周りだけなのか!?
自然環境をより強く味わえる行為を求めている人が増えてきているのかも知れない。
そー考えると、やっぱり先進国(白人文化圏)は早いんだなぁと思う。

話はだいぶ逸れちゃったけど、先日行った車中泊の旅で、
入渓した直後、自分にとっては過去最大級の
泣き尺(30、3センチに満たない渓流魚の事。尺は渓流魚にとって自慢のサイズ)
の岩魚を釣り上げ興奮。
まだまだ下手くそだし、ランディングネットも持っていなかったから、
砂利に釣り上げてしまう。
サイズを測り、
写真を撮りまくり、

CIMG0173.JPG

やっとの事リリース。


いわゆる釣り用語で有名な

「キャッチ&リリース」

川へ放すとだいたい勢いよく逃げるもんだが、この岩魚君すぐそばでヨタヨタとゆっくり泳いでいたもんだから、防水カメラで水中写真を撮り収めてみた。

上流までおよそ3時間ほど釣り上ると、釣り人が先行していたので
竿納。

車で昼寝をしてから、再度先ほど泣き尺を釣ったポイントに行くと、
またしてもユラユラとでかい岩魚が居るではないか!
毛針を振ってみると、いとも簡単にフィッシュ!
一瞬喜ぶが、
あれ?さっきと同じ魚じゃないの?!
釣り上げてみると、やはり同じ魚であった。
ありえない。1日に二度も釣れるわけが無い。
尺近いのに引きもなんか強くなかったし。。

釣りを終えて、家路に帰り撮った写真をPCで眺めていたら、

CIMG0178.jpg

片目が無いではないか!!

あの泣き尺の岩魚は多分、以前他の釣り人に釣られた時に目元付近に
フッキングされて傷を負いながらもリリースされ、目玉を無くしてしまいながらも
どうにか生き残っているのかなぁ?とふと想い、砂利に釣り上げてしまった事、
リリースした事を少し後悔してしまった。食ってあげれば成仏したのかも?!なんつって。

この時の渓流釣行で、泣き尺を釣る前日に地元の釣り好きなおじさんと知り合い、
そのおじさんは30匹近くもの岩魚を釣り上げて持ち帰っていた。
釣った途端にその場で捌き、内臓を取り出してクーラーボックスにしまい、
持ち帰って家で食べるんだとか。

自分は「5匹ほど釣ったけど、全部リリースしました!」

なんて話したら、
「俺はリリースはしねえな。(釣り上げると)結構傷ついちゃってるもんだからな。。」
なんて意味深な一言を話してた事を思い出したって訳でもあるけれど、
「キャッチ&リリース」を改めて考えてしまった。

ジェントルなフライマン(フライフィッシング愛好家)は、
バーブレス(かえしの無い)の釣り針を使う。
暖かい手でなるたけ触れない。
釣り上げても水中をキープする。
など、釣り上げた魚に対して丁寧に対応する事を心がけているみたい。

知らないうちは「英国人ぶって、な〜にかっこつけちゃって!」
なんて思っていた自分。

釣りをしない人、興味が無い人からしてみると、
「食べないのに、なんで釣るの?」  
なんて思われるだろうけど「キャッチ&リリース」って行為は
それはそれで魚に対しての想いなのではあるんだな。

釣りはやっぱり面白く、奥が深いからやっぱり止められない。
自然環境を学ぶためにもとても役に立つ趣味なんだとも学んだし、
いけない部分ばかりでは無い。

独眼竜の泣き尺のお陰で考えさせられた事は、
釣りを続ける上でとても重要な事だった。

強いようで弱いんだな〜。自然環境って。


これからもずっと、渓谷にお邪魔して学ばさせていただきたいな、なんつって。

CIMG0171.JPG

きのこ?なのか何なのか?よくわからない植物?

CIMG0192.JPG

飛び出た倒木に増水した時に川の水から運ばれたゴミが引っかかり、
土と化して植物が育っていったのかな?

こういう風景を垣間見れるのも渓流釣りの楽しいところである。

なんつって〜!知鷹ブリ男。





 俺のメールから何か迷惑メールみたいなものが送られてきたっつうことで 久々に兄貴からショートメールをもらった。そんな久しぶりのメール内容に、 ブログを始めたって書いてあり早速読んでみることに。

駿悠のパパブログ

駿と悠は競馬好きの兄貴の子供の名前。

趣味は競馬だけだと思ってブログを眺めていたら、なんと!

釣りを始めているらしいじゃないか!ウケる。

子供の時は親父に兄弟で釣りに連れて行ってもらっていたのだけど、

兄貴は速攻飽きてしまい、結局一緒に行くのはいつも俺だけだったのに。

去年会った時に、「釣りを始めようかと思う」って言ってたことを

有言実行しているみたいだ。

しかも、朝練だなんて笑。

兄貴は雫石の山奥、鶯宿という温泉街にある養護施設で働いていて、

盛岡の住まいからの通勤途中に雫石の川で釣っているみたい。

ヤマメとかウグイを釣って初心者ながらに楽しんでいる様子が、

兄貴のいい感じで訛りも入っている文章で読み取れる。

なんか、兄貴の文章を読むってことは初めての経験でもあり、こっ恥ずかしかったけど完読したことで少しだけ慣れてきたw。

きっと自分の文章も身内とかが読むと可笑しかったりするんだろうな〜なんて今更思ったけど。。。。




自分も先日渓流釣りをしてきて 我ながら良い釣果に恵まれて嬉しかった。

渓流釣りだけは子供からの唯一の趣味なのだ。


今年の夏は兄貴と渓流釣りだなw楽しみだ。

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テンカラで。

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フライで。


CIMG0121.jpg
ヒキガエルw

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浄水器は必需。

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源流

安本Joe

バリカンズの最年長者 安本泰三さんがペレグリンファニチャー了くん に作ってもらった、タイガーストライプカモのイグディシィスベンチ?(言い難い) が出来上がってきた。ホームセンターでも販売することに。

90250594.jpg

プリントには、"REDEMPTION SONG "と書いてある。

僕と了くんはボブ・マーリーの名曲だと思い込んでいた。 タイガーカモとどう関係があるの?

どういう意味なんだろう?と泰三さんに聞いてみると思い入れのある 内容が返ってきて、へぇ〜っと感心してしまった。

泰三さんとは、以前同じ屋根の下に住んでいたこともあって、しょっちゅう 遊んでいた。その時は泰三さんの好きな物や事をいっぱい色々教えてもらった。 興味が無いことは適当に聞き流し、興味あることは熱心に聞いていた。 時が経って、興味が無かったことがいきなり気になりだしたりすることもあったけれど。。。

泰三さんは50歳ってこともあり、昭和の映画とか音楽に詳しくて、 特にザ・クラッシュのジョーストラマーが好きだったってのもあって、 このベンチの特注に至ったんだそうだ。さらに、ジョニー・キャッシュ という有名なシンガーとジョーが、このボブ・マーリーの名曲をカバーしているらしく、 それがいたくお気に入りなのだそうだ。 ボブ&ジョニー&ジョーという偉大な歌い手が繋がった名曲名を お気に入りのベンチに刻印したというわけだ。 聞き出せば、もっと深い意味があるんだと思う。。

IMG_4115.JPG

泰三さんの中ではタイガーストライプカモ=ジョーストラマーらしく、 若き頃は真似してタイガーカモの服を着ていたんだとか。だからササフラスのパンツもタイガーカモ履いてるんだな。。


そんな泰三さんが大好きなジョー・ストラマーは日本公演の時 日本の手ぬぐいや着物の端切れを首に巻きつけ、ライブでもプライベートでも ファッションとして着用していたって話も教えてらい、 自分もちょっとだけジョーストラマーのことが解った気になり、 いまさら気になり始めた。

joe-01.jpg


日本の着物の切れ端をファッションに取り入れている姿勢がとてもステキだ。


「ロンドンコーリング」

当時のジョー・ストラマーは母国に疑問を感じていたからああいう歌を作ったのか?

ジョー・ストラマーみたいなミュージシャンが、祖国が好きだからこそ、反抗してああいう歌を歌っているのかなあ?ウィキペディアで調べたら、結構複雑な内容が書かれていてイマイチよくわからなかったけど。。。

なんとなく感じたのが、母国を愛しているジョーだからこそああいうメッセージの歌を作ったんではないだろうかって思ってしまって。。

反抗や、反発って、裏には愛情が見え隠れしてるんじゃねえかなと。

自分もなんか最近、日本はとても大好きなんだけど、どうも好きになれない部分が出てきてしまっていて。。。 

茶の文化を知ってハマって、より日本を好きになって、茶道には必要不可欠な

"おもてなし"

という言葉にも影響を受けちゃったけれど、 今の"おもてなし"ってなんかちょっと押し付けがましいっつうか。。

オリンピック開催決定以降 からか?なんとなく胡散臭く感じてしまう。

「外国から見た日本のすごいところ」的なテレビ番組が異様に多く放映されているのも

胡散臭いし。。。

オリンピックのためなのか?政治家?が仕組んでいる工作なのか?全然わかんないけど、震災以降、日本の良さをわざとらしくアピールしている気がしていならないのは自分だけなんだろか?

東京だけなのか?再開発も激しいしな〜。。東北はどうなんだろうか?他の地域はどうなんだろうか? 


日本好きなんだったんだけどな〜、なんか好きじゃなくなってきちゃってる自分がいるな〜。

日本の良き文化がさらに無くなってきている気がしてならないっす。

どうにかならんもんかな?







なかなか言葉にするのはアホな自分にはとっても難しーなー。

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