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2015年11月


 最近お気に入りでよく被っているニットキャップは
自分が企画して作ってもらったものだ。
「ガイド」とジェリー鵜飼さんにウールのニットでも編めるように
デザインしてもらい、しかもそのニットキャップは
巾着袋のようにスタッフバッグにもなる。

キャンプなどを嗜んでいる人にはわかると思うけれど、
寝袋に入ってテントの中とか野外で寝るとき、
枕が無くて、適当な着替えやら脱いだ服を丸めて
枕にする人も多いだろう。
キャンプ用のピローも売っているけど、わざわざ買う必要が無い
と思っている人も多いはず。

そんなとき、このニットキャップが役に立つのだ。
表面がメリノウールで柔らかくて温かい巾着状の袋に
シェルジャケットなんかを入れるとちょうどいい大きさの枕になる。

そんな一石二鳥なアイテムに、さらに「ガイド」なんて
日本語を入れて、山に出かけたり、友達を我がローカルに案内するのも
乙な行為では無いだろうか?

そもそも、日本語って、漢字、ひらがな、カタカナという三つも文字があって
他の国に比べると段違いで種類が多い。

そんな日本語というフォントのデザインはとても素晴らしいと思うけれど、
ファッションの世界においては、デザインに用いることには苦手意識に捉えられることが多い。

最近になってようやく、日本語を意識したブランドも増えてきたし、
日本語をプリントデザインしたTシャツなども少しずつではあるが増えてきた。

ひねくれ者の自分も、少数派が好きなので、
もちろん日本語には注目してきた。

後輩の岡正己の影響はデカイ。
(地元前橋を盛り上げんがためにスタイリストを辞めて地元で活動しまくっている)

外国人が、変な意味の日本語(漢字とか)の刺青を入れているのは面白いが、
自分だって確実に、知りもしない英語を使って似たような間違った意味合いがプリントされた服を着て「お洒落だべ〜」なんつってる場合も多々あるのであろう。

「日本人なんだから、母国語を大切に扱う。」

と思えるようになったのは、ここ5年くらいのことで、
バリカンズも和製仏語だし、「刈」という文字にこだわっているのも
江戸時代の火消しなどのご先祖様が考えた「印」を真似てのことだ。

「ナントカ et 何某」
とか、フランス語のブランドも、昔ならなんとも思わなかったけれど、
その創設者がフランスが大好きだったり、所縁があるのなら解るけど、
なんとなくお洒落だから付けたなんて名前だとしたらしょーもないだろう。

ユニオンジャックのマフラーを付けているアジア人も意味がわからない。

もしも、イギリスに留学経験がある人なら少しはわからなくも無いけれど、
そういう人こそ恥ずかしくってつける気なんて起こら無いと思われ。。。

浦和レッズファンが、ガンバ大阪のタオルマフラーを巻くわけが無いのと
同じなのでは無いか?

だからつって、日本の国旗柄とか日章旗のマフラーがあったところで
首に巻いていたら、暴走族か、それ関係の何者かに勘違いされてしまうのが落ち。

そんな自分の気分としては、I♡NYってTシャツ着るくらいなら、
「一番」と日本語書いてあるTシャツを着ることはファッションとして
イケる!と思い込んでいるw。


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酒を飲み交わすのは何ヶ月ぶりだろう?

下手したら半年経ってるんじゃないのか?

そんな友達と、久しぶりにサシ飲みした。

彼とはちょっとした件で仲違いになって

しばらく会っていなかったんだけど、

俺から、誘いを入れて(極稀也)2度目の誘いでやっと会うことができた。



久々の再会に適当な雑談をしながらも、タイミング見計らって、

相手から、その「事」の発端を切り出してくれたお陰もあり、

しっかりと話し合い、改めることができた。

しっかりと和解が出来たかは解らないけれど、

昔と変わらない感覚で酔っ払い「またね!」と改札口で

ぎゅっと握手を交わすことはできた。


時が経ちすぎていたけれど、我ながら長〜い間、その"わだかまり"が、

小さな溝の一つとなっていて、ずっと心の片隅に引っかかっていた

のは間違いなくて。。。。



だから今日は自分にとって、その溝からどうにか攀じ登って

上に這い上がれた気分で気持ちよく家路につくことができた。


仲違いなんて、すべての人が味わう自然な事であって、

いろんなところでぶつかって、つまづいたり、

失敗したり、頑固になったり、喧嘩して、離別したり、


人間だもの



相田みつをのツッコミばりにそんなことは誰にだって

よくある日常の一片なのだろうけれど、

そのままにしないでちっちゃなことでも

一つずつ解決していくがとっても大切なんだと、思い知った今夜。

酔っ払ったパワーのお陰も多大であるけどね。てへ。

「仲」とは"人"の"間"にとってとても重要なものなり。

これぞ「人間」。なんつって、

今夜は気持ちよく爆睡できそうだぜ!イエイ。



舌馬鹿?


 昔は辛いものが苦手だった。
食えないことはないんだけれど、次の日、お尻の穴が火を吹く様に激痛。
辛いものは苦手だと思い込んでいた。

最近、薬味や調味料を足さないとなんか味気なくって、
奥さんが作ってくれた美味い飯も、何でもかんでも何かかけて食わないと
物足りなくなってしまった。

一番好きな調味料は山椒。スーパーに行くと結構お高い金額で売っているけど、
結構何でもかんでも、甘い系の味付けのものにはかけまくってしまう。

二番目
胡椒。ガリガリするやつ。
ラーメンに胡椒をかける行為に疑問を感じていた自分が、
最近は、いろんなものに胡椒をかける。ガリガリと。

んでもって、塩、だったり、めんつゆだったり、
パスタに粉チーズは絶対だし、柚子胡椒も最高に美味い。

とにかく薬味がないと、何か足さないと物足りないのは
舌馬鹿になったためなのだろうか?!

そこんとこ調べたい。俺の舌は馬鹿なのであろうか?


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奥さんが作ってくれたサンマ炊き込み御飯に山椒をかける我輩。

スダチもかけてみたり。。。

本間さん飲み会

2年も前になるであろうか?

ネペンテスWEBSITEのRemixというスタイリストがディレクションをして

ネペンテスの洋服でファッションフォトストーリーを撮り収める

WEBページにて、SSPショールームの徳郎さんからお仕事をいただいた。

パートナーはカメラマンの鈴木新。
自分は「渓流釣り」をテーマに掲げたい旨を伝えロケ撮影する事になった。

なんでかって理由の一つに、ネペンテスのボス清水さんが渓流釣りが
趣味であるということを知っていた為っつうこともあり、
新も自分も子供時代に経験値のある趣味をファッションストーリーで
撮り収めてみたかったからっつうのもあった。

そんなファッションストーリーのモデルには、
リアルなフライフィッシャーマンが必要だね、って話になり、

アウトドアコンセルジュのヨッシーこと吉田豊さんに紹介してもらい、
知り合ったトッシーこと戸館俊彦氏。

 (FIXENDというフィッシングウエアを作っているアウトドアウエアデザイナー)

彼はジャパンフィッシャーズの会員だったので、モデル探しに
協力してもらい、JFFに所属している人の中からモデルをしてくれそうな
"渋い人"を探し当ててくれた。
そこで知り合う事が出来たのが、本間雅男さんなのである。

そんな、本間さんにハマる、ネペンテスウエアのスタイリングを作り、
車に積んでいざ2泊3日で、秋田県の渓流と、宮城県の荒雄川まで出向き
ロケ撮影を敢行。

本来はシーズン中に撮影したかったのだけれど、
禁漁に入った10月のロケ撮影だった為11月末まで釣りが出来る
荒雄川まで出向いたのだった。

それで、出来た作品が、「ワンダーザリバー」で、
本間さんでなくては成り立たない作品となって、我ながら
今までこなしてきた仕事の中で今でも一番気に入っている。

本間さんは、「アウトドア」という言葉を日本に持ってきた
第一人者であり、日本のアウトドアシーンに多大な影響を与えた
芦澤一洋さんと深い親交がある方で、会社員でありながらもJFFで
結構な任務をこなされていた人。

僕らなんかにわかフライマンが知り合える事ができるような人では無いのだ。

って、前にも熱く語った気がしたけれど。。。

あれから2年経ち、先々月、雑誌HUNTのモデルもやっていただいたこともあり、
本間さんを囲み飲み会が開かれた。

てか、我輩がセッティングすべき立場なのに、気が利かないから、ご本人自ら、我々をFB上で4人を誘ってくださり、大好きなビールで乾杯した。



自分も、今年はやっと渓流釣りにハマりまくったこともあり、
皆で再開するにはいいタイミングであった。

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写真戸館さん。 左、カメラマン鈴木新、中本間雅男さん、右 毛無垢者ら)


キクケン


高校時代の担任の先生だった、キクケンこと、菊地健一先生が
地元盛岡のギャラリーで個展を開くと、同級生の綾子から
わざわざ連絡があったのだけれど、行くことが出来ず、
写真だけでも送ってもらった。

さすがに白髪は増えたが、相変わらずのご様子であった。

とても会いたかった。

今の自分が、こうやって東京に住んでいるのは、このキクケンの進路相談の
一言であったから。

臆病者な自分の中に、東京に上京する何てことは少しも考えていなく、
せいぜい仙台あたりのインテリア専門学校にでも進学しようと
考えている旨を話すと、

「お前みたいなのは、東京に出た方がいい!」とはっきり物申されて、
言われるがまま、なんの希望もなく、東京の印刷会社に就職したのだけれど。。。

2年程勤め、バンタンという学費が高いクソみたいな専門学校に進学しつつも、
冬さんというスタイリストのアシスタントに就くことが出来、
晴れてスタイリストとして独立することが出来た。

スタイリストという仕事で、いきなりメンズノンノなんていう
トップメンズファッション誌の仕事にありつけたことは、
運が良かったとしかいうほかあるまい。冬さんに就ていたお陰だし、
他媒体からも仕事の依頼が来た理由もメジャー雑誌で下積みをしてきた
お陰なんだと改めて思った。

その後色々あったけれど、今こうやって、東京という土地に暮らしけている
原因は、キクケンの一言がでかい。

当時はなんとも思わなかったけれど、今は改めて思う。

先日の個展に行かなかったことを後悔している。

改めて、タイミングを見計らって、会いに行きたい。

キクケンと話がしたい。

確か、当時高校生だった頃、彼は登山部の顧問をしていて、
登山の全国大会で優勝した経験があったはずだ。そんな記憶が残っているのだけど、
当時、全く山登りなんて興味がなかった自分が、今思うと、
勿体なかったな。。何て思ってしまったり。

その辺も含めもう一度ゆっくり酒でも飲みながら話ができたら幸せだ。


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写真 沼田綾子

水産庁 


本日、水産庁にお呼び出し頂き、行ってまいりました。

事情聴取です。

なんでかというと、雑誌GOOUTの自分の連載、
SOTOKEN(外遊び研究所)での記事掲載が原因でした。

前々号?かな?で、「多摩川が大好き!」と題して記事を編集した際に、

多摩川にてガサガサ(魚を網で捕まえる行為)で
「コクチバス(ブラックバスの一種)を放流しないで、家に持ち帰った....。」

という文章とともに写真紹介した為でした。

なぜそんな文章にしたかというと、外来種は本来放流してはならない魚で
捕まえてしまったコクチバスの稚魚をまた同じ川に戻すことを記事にしては
いけないと思い、「殺した」なんて言葉も使いにくかったための
言い訳でもあったんです。

そしたら編集部宛に「水産庁からのお呼び出しがありました!」

なんて、担当編集のシュウくんから連絡があって一瞬焦ったけれど、
こっちだって言いたいことはいっぱいあるぜ!なんて対抗意識もあったのも事実。

その前に先輩である、ネペンテスの徳郎さんに呑みの席で軽い気持ちで打ち明けると、
「おかべ、これは結構マジな話だよ。やばいぞ。」と静かな声で突っ込まれ、
iphoneで調べてもらいながら、丁寧に説明&アドバイスをくれた。

要は、外来種を間違ってでも捕まえてしまった場合、
その場で放流することはOK。
持ち帰って飼育することは違法。他の水域に放流することも違法。
なのだという。

自分はその外来種の中でも、特定外来種という、
(ブラックバス、コクチバス、アメリカナマズ、ブルーギル、グッピー的なやつ)
を捕まえ持ち帰ったことを記事で紹介してしまった為、
大きな罪(違法)を拡散してしまったわけだ。


そんなこんなで本日、呼び出しを受け、4人対ひとりの事情聴取。
ちっこい法廷みたいな形で、水産庁の会議室で、
一人45分間×2人でいろいろな質問に対して答えた。
徳郎さんに突っ込まれたことと同じような内容も指摘された。

また、「ゲリラ放流」という言葉も用い、捕まえた魚を放流する遊びを記事の中で紹介したのだけれど、そのことに関しても問われた。ブラックバスのことではあるまいか?と。

自分の中では在来種を捕まえ、自分ちの近所のドブ川へ放流したことを説明しつつも、

その行為はありなのか?など質問も返してみたりした。

返答は今のところ方には触れていないが、今後どうなるかはわからない。

という答えが返ってきた。

特定外来種に対しての知識不足でメディア掲載したことはもちろん丁重に謝ったが、

在来種と外来種についての今までの疑問を質問していろいろ勉強になって、

自分なりにはとても面白い授業みたいな時間を過ごせた。

自分なりには、生き物好きとして、言いたいことは山ほどあったけれど、

メディアに立つ立場として、その場では飲み込んだ。

専門家でもないけれど、外遊び好きな自分なりに、考えがある。


 

水産庁に足を運ぶなんてなかなか無いものだって。

本業スタイリストの自分が、まさか水産庁にお呼び出しを食らうなんて
おかしくって仕方なかったけれど、我ながら好きな道に歩んでいるなと
確信出来て、とても有意義な1日でもあった。

だとしても、GOOUT編集部、出版元三栄書房には多大な迷惑をかけたわけで、
これからも、SOTOKENを続けさせていただきたいと願うばかりである。


自由に。なんつって。

迷惑かけない程度に自由な発想で続けさせていただきたいと願います。


これをきっかけに、水産庁にも納得してもらえるような、水遊び外遊びの

研究を重ねたいなとなお強い気持ちを持つことができた。

もっと過ごしやすい環境を作っていきたいものだ。


外来種、在来種。線が無い様で線があって、ある様で無い。

難しく考えすぎだとも思うけれど、人為的に運ばれてきたのは魚ばかりでは無い。

今はやりの園芸だって同じ。違法になってしまう可能性は高い。

何が悪くて何がいいのか?はっきり言ってよく解らなくなって来てしまった

この日本をどうやったら楽しく面白く余生を過ごしていくことができるのであろうか?





シュウくん一緒に行ってくれてありがとう!
速攻スーツは脱いだのかな!?

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