岡正己から 岡まさみ へ


 スタイリストとして独立したのは、ちょうど2000年4月だった。
そこから、約1年ほど一人で活動してきたけれど、お陰様で忙しくなり、
アシスタントを募集した。
 その時、はじめにやって来たのが岡正己くん。文化服装学院を卒業直後に僕に就いてくれた。

彼が入ってから、怒涛の毎日。スタイリストとしては一番忙しかったんじゃないかってくらい、たくさんの様々な大小の仕事をこなしてきた。

そんな自分にとっては超多忙な時期の相棒が岡正己くんだ。
今思えば"師匠"なんて言える立場でない自分は、教育というのがまともにできていなくて、
とにかく正己くんは、野生児的乱暴な師匠を抱えて大変辛い想いも味わったかと思う。

でも彼は、師匠であるアホな自分との、対応の仕方、仕事の回し方、をろくに教えもしなかったのに自ら探り当てて、見事仕事をこなしてきた、とても信頼のおけるアシスタントだった。

 僕はあまり社交性が無いのだけれど、彼の社交性にはとても助けられた。"スタイリスト岡部文彦"が良い仕事を維持してこれた理由は、お互いを補える相性の良さだけではなく、彼のキャラクターそのものに助けられたから。今思うと、それが大きかったなとつくづく思う。

そんな正己くんは、6年前スタイリストを辞めて、地元前橋に戻り、ラジオ局の立ち上げメンバーとして、地元を盛り上げるべく様々なイベントを企画し、地元の若者たちと一緒に活動しまくっていた。

スタイリストを辞めると聞いた時は少し寂しかったけれど、
地元を盛り上げたいとは以前から話していたし、納得もした。その後はSNS等で、彼の活動は眺めていたし。社交性に長ける正己くんらしさが表れていた。

そんな正己くん。「岡まさみ」と名乗り、今週末に投票日の前橋市議会議員選挙に出馬することに?!

いつかはそんな日がやってくるんじゃねえかとは、思っていたけれど、こんなに早いタイミングでやってくるとは。。


そんな行動力ある人間が、自分と一緒に働いてくれてたってことがとても誇りなのだ。
一緒に、面倒だと感じる仕事も、面白いと思える仕事もたくさんこなしてきた間柄なのだから。。

だから、そんなファッションの世界で仕事をしてきた岡くんが政治家になろうとしているって、結構とんでもないことだなってつくづく思ってしまう。

なので、どうしてもなってほしい。当選してほしい。

こんな正己くんが当選することができたなら、日本も良い国になっていける可能性があるのかもしれない。

二つ目の映像では、

「知っている人は良く知っていて、知らない人は全く知らない!」

と自分の事を紹介してくれている。(3:14辺り)素直に嬉しい。


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